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テーマ:お勧めの本(7394)
カテゴリ:自己啓発
ご自身の経験を基に人生哲学を説かれている。インド哲学が基調になっている。巷のハウツー本と違うのはそもそも人間とは何かと言う哲学的命題を正面から取り扱っている点だと思う。
自分とは何だ? 師は肉体も心も道具だと言い切る。精神活動までを道具とすると自分とは何?という疑問が湧いて出るが、霊魂が自分。と断じている。ただ、ここに出てくる霊魂は別に怪談に出てくる幽霊とは異なる。 般若心経でお釈迦さんが色即是空 空即是色と言っているが、どうやら空が霊魂の事らしい。心も道具だと言うのは受想行識 亦復如是に相当するのだろう。この本を読んで般若心経の一部を解する事が出来るとは思わなかった。 行動や健康が心の支配を受けているので心は常に積極的でなければならないとも説いている。 時代背景が古いので感覚的に判りにくい部分もあるが、前向きで価値ある人生を過ごすためにも、本書を再読したいと思う。 ホンコンスターオーが言ってる事があんまり判らない人もここを“カチッ”人気blogランキングへヨロシクね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月28日 03時46分39秒
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