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テーマ:お勧めの本(7394)
カテゴリ:自己啓発
グッドウィル・グループ会長 折口雅博氏の著作
日商岩井の出身でジュリアナ東京の仕掛人、いつの間にか人材派遣業、介護事業を手広く経営している。ボクにとって非常に気を引く存在だった。本を出版するとは意外だっただけに、書店の店頭で見かけ直ぐに購入した。 どんな錬金術を使ったのだろうかと思い読み進んだが意外と堅実な考え方で手を打っている。 「物事の本質を見抜き、雑音に動じない」大切さを本書では何度も繰り返し述べている。本質の分析を行い、センターピンを見つけそこに狙いを定めて倒していくのが、折口氏の経営手法。ただし、誤解しないで欲しいのは、決して技術的に走っているわけではない事だ。「まずは夢があって、志がある。それから技術なのです。」(P.202 L11)と述べている様に大儀名分とも言うべき企業理念を言葉で掲げ社員に徹底させている。それが企業のDNAになりグループの強さに結びついているのだそうだ。 ジュリアナの華美さが折口氏にダブッて見えハヤリスタリの波間を泳ぐのが得意なんだろうなあと思っていたが、ボクが勝手に描いていたイメージに過ぎない事が分かった。1961年生まれだからホンコンスターオーと同世代だ。こんなしっかりした考え方を持った人物とは思っても見なかった。 失礼ながら、人は見かけに寄らない、を実感したい人にはお勧めの1冊。 「プロ経営者」の条件 ここを“カチッ”人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月13日 00時41分58秒
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