えんぴつでなぞる「奥の細道」
「えんぴつでなぞる奥の細道」が若い人たちの間で人気です。これを聞いてほっとしました。えんぴつで奥の細道1470円若い人たちの読書量は年々減ってきているとはいうけれど、実は古典を読みたがっているのだなぁと感じました。ただ読むだけなら、何となく意味も分かりづらくて読む気がしないものです。えんぴつで文章をなぞりながら読んでいくと、「頭にすっと入る」「心が落ち着く」と好評を得ています。えんぴつでなぞりながら読む、という手法は、古典などにはうってつけかもしれません。なんだか写経にも似ていて、書きながら読むと意味をよく理解できるし、すっと頭に入るのもうなづけます。私は高校時代、奥の細道の冒頭部分「月日ははくたいの過客にて･･･」を暗記させられました。あの頃はまだ古典くらい読まなきゃ、という雰囲気があって、徒然草なども序文は暗記させられたものです。（もう忘れましたが…）これから徒然草も刊行予定だそうです。もっといろんなシリーズが出てきて、古典が広く読まれると良いですよね。現代まで読み次がれるということは、素晴らしいことです。心が落ち着く、ということは癒し効果も期待できそうです。誕生日のプレゼントなどに「えんぴつでなぞる」シリーズの本を贈るのもいいですね。→えんぴつでなぞる本シリーズ一覧
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