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今回、ご紹介する日記は18歳のせいちゃんの日記です。
おぎーのが思うにこのコは外見はイケテルと推測するのですが、理由はそうことではないの。関西というと、ついつい「天王寺の男」とか、あいりん地区とかを連想してしまう人に、アナザーカンサイワールドを感じてほしいのです。 せいちゃんは接食障害と戦っていて、いまでもそういうことがあるそうですが、高校を卒業してから、お蕎麦屋さんでバイトをしたりして、社会化しはじめたところなの。18歳の女のコの周辺に起きることと言うのは、だいたい決まったものなのだけれど、素直に日記に綴られると、それはそれで、読み応えがあるもの。 だれもが、あの頃の自分を思い出すと思うわ。 それから、せいちゃんは高校はいわゆ進学校だったみたい。普通ならキャンパスにいたり、予備校に通ってよくある青春しているところなんでしょうが、彼女はべつに線路に乗ってどこまでつづくよ、という気持ちはないみたいで、じぶん探ししているみたいなの。じぶん探しをしている若者はごまんといて、せいちゃんもそのひとりなのだけれど、彼女がひとつひとつ社会のハードルをクリアしていくところをリアルタイムでみるのは、ロールプレインゲームよりずっと面白いわよ。 おぎーののように、人生に手垢がついてくると日記も技巧でごまかしたりするようになるけれど、彼女のノンエフェクトのギターみたいな文章もいいものよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年04月24日 23時46分23秒
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