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カテゴリ:マリエル/後輩S
本日は4~5か月ぶりくらいでマリエルと会う予定であった。「であった。」ということで実際には会わなかった。やつは待ち合わせの場所に現れなかった。通常のリレーションシップであれば、こちらが(あるいは向こうが)電話で連絡するところだろう。だが、やつはケータイすらもっておらず、また住所不定なので連絡の取りようがない。私は帰り道のクルマの中で、なぜじぶんがこの女にいつまでもこだわっているのかを考えてみようとしてみたが、怒りを抑えて平静を取り繕うのに精いっぱいだった。
マリエルからの連絡をつい受けてしまったのは1週間ほど前のことか。今、私が精神病院に入院中であることは知っている。モバイルデバイスをPHSからイーモバイルへ移行する途中なので、電話口で、やつに新しいイーモバイルの電話番号を教えた。今後はこちらに連絡するようにと。なにしろ、あいつの連絡手段は、公衆電話か、友人の携帯を貸してもらうという方法なので、こちらより電話の掛けようがない。この状態が私をイラつかせる。 日本人の常識であれば、マリエルの友人のケータイの番号を教えてもらえば(要するに184着信でないようにして)いいのだが、彼らフィリピーナたちは決してそれを許可しない。ほとんどが水商売関係がらみなので、電話を取り次ぐという行為を嫌がるのだ。仲間意識の高い彼らだが、この点は徹底している。友人たりとも信用していないのだ。 それにしても、あいつは約束を破るにあたりどんなメンタリティーであったのだろうか。 本当に申し訳ないという気持ちがあるのか。(あれば電話するか) それとも、紙に書いた電話番号を間違えて記録したか。じつは今日、外出する際に、病棟に預けてあるPHSをもらいうけるのを忘れてしまった。バス亭で気づいたのだけれど「まあ、いいや。」という気がしてそのまま帰ってきた。これがターニングポイントになったのかもしれぬ。 とにかく、あいつのことを考える時間はこの3か月で激減した。腐れ縁の執着心が薄くなってきた。今のじぶんにとって大切なのは就業であり女ではない。社会復帰がうまくいけば、女の縁だってやってくるかもしれない。今日の一件で、いよいよオレサマはマリエルとキッパリと別れることができるのな。 (オレ、あいつ以外のほかのオネエチャンと連絡してみよう。ただ、新しいケータイの番号を教えるだけですがね。いけませんか。そうですか。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月31日 21時48分05秒
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