知らなかったではすまされないでっせ。。
ベルギーの仏語経済紙の第一面の真ん中には、平成天皇両陛下のフクシマ慰問の写真があった。テレビでも津波の映像の後、原発の映像の合間にやっと人間的なモノが流れた。(もちろん全避難者を慰問したわけではない。。。しかし、メディアの効果は十分だった。あれを見てゾクッとした人もいるだろう)・・・というと、天皇派であるとかに分けられるのだろうか。。。現政府よりも心の支えになるのではないだろうか。。。このごろやっと報道の本当の姿を見せつけられて、何が何だかわからなくなっている日本人が多いことだろう。見せられている事に引き寄せられてしまって、その裏、つまり見せられていない事がわからないからだ。わからないと気持ち悪いし。。しかしながら、それは今に始まった事では無い。ただ知らなかっただけだ。とは言えるだろうか。。。日本人は騙されやすい、操作されやすい、というか信じやすいのである。疑わないのである。すぐに信じてしまうようになっているから、何でも信じて騙されたりしているのだ。それ自体ネガティヴではない。何でも懐疑の目でしか見ることができない国民よりもかわいいというものだ。せっかくいろいろな情報をメディアが提供してくれているのだから、いいところを使えばいいのだ。伝えられている中に80%の嘘、20%の本当があるならその見極めをすることだ。直視して冷静に判断すればいい。正しいことばかり伝えられていては、それを判断する目を退化させてしまう。よって、嘘が多い方が脳ミソの皺を増やせていいのではないか。。。脳ミソだって80%以上まだ何なのかわからないそうだし直視してはいけない太陽光線には、人間には無くてはならないものというが、有害なものも相当ある。それをセレクトするのは遺伝子である。信じる遺伝子をもっと活用化させればいいのだ。どうせならもっともっと自分というものを信じればいい。信じて信じれば知らない間に陽転するのだ。陽転とは単に切り替えることでもあるが、それには条件が揃っていないと簡単には切り替わらない。現状を直視して、認めて、尽くした時がチャンスでもある。 誰が責任なのかよりも、今は対処が大事である。そして次回、知らなかったとは言わないことだ。