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★京の花街の春の舞踊公演のトップを切って、三月二十五日より「第六十五回北野をどり」が上七軒歌舞練場で開幕する。 全三部構成で、期間中、芸舞妓二十六人が出演する。 【2017年の演目】 一、舞踏劇 「ゑにしの宮 末はひとつになる物語」(歌舞伎仕立ての舞踏劇で、江戸時代の縁結びの神社を舞台に、身分の違う若い男女の恋物語をします) 二、純舞踊 「旅情ところどころ」(東北や九州、四国に伝わる民謡や伝統行事を題材にした多様な踊りと音楽を披露します) 三、フィナーレ 「上七軒夜曲」恒例の総踊りで、黒裾引きの芸妓と、多彩な衣装の舞妓がそろい、あでやかな舞でフィナーレを飾った 期 間 四月七日まで。 開 演 午後一時半、 四時、 場 所 上七軒歌舞練場 入場料 (お茶席券付) 四千八百円 (お茶席券なし)四千三〇〇円 ※学生 二千五百円(お茶券付、当日窓口にて学生証提示) ★ツバキの名所として知られる左京区鹿ヶ谷・霊鑑寺では、四月十日まで春の特別公開が始まった。 臨済宗南禅寺派に属し、一六五四年、後水尾天皇が皇女を開基とし創建した。 二百点の皇室ゆかりの寺宝が残り、石組に特徴のある江戸中期の作庭手法を用いた庭園がある。 五十種類余りのツバキが色鮮やかに咲き誇る中、尼門跡寺院の静かな雰囲気を堪能できる。 明治維新まで代々門跡を務めた皇女や皇孫女が、ツバキを好み増やしてきたという。 境内では、創建されたころに植裁されたといわれ、花びらのように見える赤い雄べしが円形にまとまった、京都市の天然記念物「日光椿」をはじめ、「肥後椿」や「衣笠」などが満開で、赤や白、淡いピンクなど多彩な色の花が周辺の新緑に映えている。 例年なら四月中旬以降に開花する遅咲きの「黒椿」も早や濃いエンジ色の花を付けている。 しだれ桃や桜などの花と競演するかのように咲いているツバキもあり、庭園は鮮やかな色でうまって、枝から落ちる椿の音が聞こえるほどの静けさです。 表門、玄関、書院、本堂などの特別公開は四月七日まで。 拝観料 五百円。 【京 の 季 節 の 花 だ よ り】 ★京の春、桜の季節から新緑にかけての観光名物。 琵琶湖疎水で明治時代に物資や旅客の輸送に活躍していた木造和舟の再現で運航する「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」が、咲き始めたサクラの下、琵琶湖疏水をゆらりと三月二十五日から五月八日まで毎日、琵琶湖疎水記念館前から動物園畔を夷川ダムまでの一.五キロを往復、約三十分間の船旅を、船上で両岸に並ぶ約四百本のソメイヨシノを見上げ、ピンクに色づく三分咲きのサクラに見とれながら、当時の面影が残る疎水べりの景色をゆったりと楽しみながら、京の春の風情が満喫できます。 午前九時半から午後四時半まで十五分ごとに約二十九便運航。 定員は一回につき十二人と二十四人乗りの舟が巡行する。(予約や時間指定は出来ず、当日乗船場で先着順に乗船券が発売される)。 大人(高校生以上)千円:小人(小・中学生)五百円 ※この辺り一帯は、この時季桜花爛漫・春色満開と京都でも屈指のサクラの名所で、ソメイヨシノ約一千本が咲き誇り、疎水畔の散策では水路からも陸路からも壮観で、素晴らしい光景です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.25 18:01:02
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