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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】 ★右京区・清涼寺(嵯峨釈迦堂)で四月二日、国の重要無形民俗文化財「嵯峨大念仏狂言」の春季定期公演が始まった。 鎌倉時代中期・一二七九(弘安二)年に始まったとされる素朴な無言劇。 鎌倉時代に融通念仏を広めるために円覚上人が生別した母に巡り会いたい一心に始めた無言劇が、嵯峨狂言の始まりといわれている。 清涼寺の裏には彼の墓があり公演前には多くの人が墓参に訪れます。 嵯峨狂言は壬生大念仏狂言と千本えんま堂大念仏狂言をあわせて京都の三大念仏狂言の一つでもある。三月にも催される。 鐘や笛のゆったりしたリズムにあわせて定番の三演目を上演。「花盗人」は、サクラを盗まれた主人と従者、泥棒にそれぞれ扮した三人の喜劇。失敗を重ねて、主人に怒られてばかりの従者のこっけいな姿が笑いを誘う。 八日(土)・九日(日)の両日もそれぞれ午後一時半から三回、別の三演目が披露される。 靈宝館の特別公開も実施。四月一日~五月三十一日まで。 ★五穀豊穣や家内安全の願いを弓矢に託す伝統行事「お弓祭」が二日、北区衣笠のわら天神で営まれた。 境内で参拝者が見守る中、弓場で、弓矢の受け渡しの儀式が行われた後に、矢を東西南北に射て邪気払います。 弓場を祓い清めた後に、烏帽子姿の氏子により的に矢が射たれます。 安産祈願で知られる同神社に伝わるお弓祭は、氏子たちが弓を射る作法を代々受け継ぎ、毎年四月の春季例大祭に営んでいる。 本殿での神事の後、黒い装束の射手六人が弓場に登場、先導者が竹の矢を四方へ放ち、邪気を払って弓場を清めた。 射手たちは二人一組で順番に座を立ち、約二十メートル先の大きな的を狙って弓を引いた。見事に矢が的に当たると、大きな拍手が沸き起こっていた。 ★松尾大社・例祭 祭神・醸造祖神は醸造の神で、一年の中でも最も重要なお祭です。 祭典の後、茂山社中の狂言奉納と金剛流社中の謡曲奉納があります。 ★北区・上賀茂神社で土解祭(とげさい)が営まれる。 土解とは、春の日差しにより土地が作付けに適してくる事を云います。 この時期に土の災いを祓い、その年の豊作を祈念する大事なお祭です。 特殊な卜占にてその年に蒔く稲種をきめ、お祓いをします。 ★「鈴虫寺」の愛称で親しまれている西京区の華厳寺で二日、子どもたちの健やかな成長を願う「お稚児行列」が行われた。
鮮やかな衣装で着飾った近隣の子ども約五十人が、満開の桜の下、周辺を練り歩いた。 釈迦(しゃか)の生誕を祝う八日の花祭りを前に、毎年開いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.02 10:55:00
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