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カテゴリ:旅の話題
どこよ、安倍峠って。と突っ込みを受けそうですが、あえて詳しい場所は避けます。山梨と静岡の県境にありまして、非常に脆弱で狭い林道(全舗装)で越える道です。 昔、信玄が金を運ぶために作った道が始まりだそうですが、最高地点は1488mと半端では無い高さ。出だしの52号線なんて230mもないんですのよ。これを15kmほどの林道で一気に上がるんですから…歩きじゃ、登山ですぜ。 まぁ、久しぶりにスリルのある林道でした。とりあえずは舗装してあるんですが、落石の危険は十二分だし、絶壁のような所を延々と上り詰めていくのは、なかなか無いです。 なんで、こんな所を紹介するかって…この峠から見る富士山は多分一番綺麗。今回は夜間走行で22時頃峠通過だったので、写真もへったくれも無いのですが、東京の灯りに浮かぶ富士山のシルエットは圧倒的で、素晴らしい形です。 もう真っ暗の中を走り抜けましたが、殆ど街灯りが見えず、東京方面の空がオレンジ色に怪しく明るくなっている所に大きな富士山が見えます。これだけ標高が高く、手前に大きな障害物がなくて、適度に引けている場所は少ないでしょう。このアングルの富士山だけでも見る価値有り。 ただ、気をつけなくてはならないのは、静岡側は時間通行止めであること。夜間は抜けられません。え?私?どうやって抜けたか??秘密です。また、落石が多い様なので、気をつけること。絶壁なので下に物を落とすなど論外。道路状況も決して良好とは云えず、無理をしないこと。この峠に比べれば、ヒョー越峠など序の口ですね。普通車であがれるギリギリの峠です。12月に入れば冬期通行止めなので、もっとご注意。 お好きな方だけどうぞ。近道に見えましたが、52号下る方が一時間以上早いです。退屈しのぎにはなりますが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.20 15:40:58
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