季節風が北寄りに変り1/8は積丹半島に向かって線状降雪帯が発生し3地点で24時間降雪量が統計開始以来1位となるドカ雪に見舞われました。局地的大雪となり線状降雪帯に注意と警戒を!
★24時間降雪量/観測史上1位地点 2024年1/8
胆振・大岸 78cm
後志・小樽 68cm
〃 ・蘭越 70cm
札幌は1/7と1/8の2日間で22cmと12cmで計34cmの降雪量。積雪は48cm。成人の日は車道にも歩道にも除雪車が入らず歩くのも困難な非常事態でしたがわが家に佐川急便から小荷物がちゃんと届きました。感謝です。
雪密度は1立方センチあたり大岸0.08g、小樽0.10g、蘭越0.06gで水密度の1/15~1/10で北海道の雪としてはやや湿って重い雪。(粉雪は1/20未満)
大岸は内浦湾に面し冬季の雪の少ない太平洋側に位置しますが北より雪雲が太平洋側まで深く流れ込みました。室蘭では17cmの降雪。
上川北部、暑寒別岳北側(留萌方面)、新篠津・岩見沢・美唄(空知南部)に続いて積丹半島南北ゾーンを今冬初めての線状降雪帯が居座ってドカ雪となりました。
昔ながらの由緒正しい北西の風が少なくなり、北より、西よりなどの亜流風向が多くなり、札幌圏は相対的に少雪ゾーンになっています。年1、2回の日降雪量20cm超が今冬はすでに2日。
なお少雪とはいえ札幌は12/11から1/9まで30日間連続で「積雪あり」となって根雪初日は12/11に確定しました。(30日継続して積雪があることという第一条件を満たしたため)
★札幌の根雪初日
2024年12/11
平年の12/6より5日遅く、昨年の11/30より11日遅い。私の速報です。