司馬遼太郎著「新選組血風録」感想
薄桜鬼にハマった3年ほど前から新選組関連の小説を探して読んでいて腐ったフィルタを通した特殊な視点からの感想を別のブログに書いていました。「特殊な視点」の部分をなるべく削って一般向けに修正したものをこちらに転載していく予定です。ちなみにこれも三年前に書いたものをベースにしているので「今日読んだ本」っていうテーマは正しくないですよね…すみません。---------------------------------------------病院で長時間缶詰になってたので、待ち時間に近くの図書館に抜け出して借りてきたのが司馬遼太郎の「新選組血風録」。【楽天ブックスならいつでも送料無料】新選組血風録新装版 [ 司馬遼太郎 ]【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】新選組血風録 〈改版〉【電子書籍】[ 司馬遼太郎 ]隊士達の人間味溢れるエピソードをまとめた短篇集。短い中に彼らの魅力がぎゅっと詰まってて繰り返し読みたくなる本です。なので結局買ってしまったwファンの人なら一度は絶対読んでる…ってぐらい新選組関連本の中では有名な本なのでほとんどの図書館に多分あるんじゃないかな…。新選組の本…ちょっと興味あるけどどれから読めばいいかな~という方にオススメです。ひとつひとつのお話が短いし、どれも非常に面白いのであっという間に読めます。(同名タイトルがなくても司馬遼太郎シリーズとかあればそこに収録されてる)その中に収録されている「沖田総司の恋」は近藤、土方、沖田らの関係がうまく描かれていて収録されている短編の中でも特にお気に入り。彼らの家族のような親密すぎる関係といらんおせっかいが、沖田の初恋?を木っ端微塵に砕いてしまうという悲しくやるせない物語なんですがね…(遠い目)京都で清水寺周辺を訪れた時には(血風録に出てきたあのお話の舞台はちょうどこのへんだったのかなぁ…)とウロウロしましたwこれも薄桜鬼にはまる前に読んでたら「へえ…そうなんだ…」で終わったと思うんだけど、最近こういう本を読んで隊士の名前が出てくるたびにいちいちときめいてしまうww普通の小説読んでこんなにときめく事が出来るなんて♪なんかまた新境地が開けた気分。ちなみにこの「沖田総司の恋」、声優の緑川光さんがラジオで朗読された事があるんですよー。(当時新選組ファンの友達から緑川さんの朗読情報を伝え聞いた時「すごい~~~いいないいな~~~私も聞きたいよおお~」と 悶絶した記憶がありますw 確か大阪のラジオ番組でこちらでは聞けなかった)緑川さんの声って少~し鼻にかかったようなそれでいて、なんともいえない艶と色気がありますよね…大好き。小説朗読も素敵な声にしびれましたw