「四国八十八ヶ所詳細地図帖(2021年度版)」感想
四国八十八ヶ所詳細地図(詳細地図帖)【2021新版】【2021年出版】確かな情報量で地元では人気の遍路地図帳です【お遍路マップ】【巡拝地図】【巡礼地図】(お遍路さんの巡礼・巡拝・参拝のお供に)[お遍路グッズ][お遍路用品](↑私が購入したお遍路地図)手作り感満載の歩き遍路向けイラストマップです。普通の地図ならGoogleマップで事足りるしレビュー評価も高かったので遍路用品の中でも一番最初に購入しました。第一印象は「地図ごちゃっとしてるなぁ…」でしたが、実際にお遍路を始めてみるとじわじわ良さがわかる内容で、今は大変重宝しています。この地図帖を見ながら翌日の道順や次に向かうお寺について予習をし、旦那とスケジュールを立てるのは楽しい。【長所】・フルカラーで大きく見やすい。・まとめて行けそうな札所間は 距離と、徒歩・車での所要時間がそれぞれ記載されている ・分岐点には目印が記載されている(田舎になると目印となる建築物が少ないのでありがたい)・分岐点~分岐点までの距離が記載されている・道のせまさや傾斜、食事処、売店、宿泊所、駐車場など詳細情報・地図とは別に各札所の詳細情報が簡潔に1ページにまとまっている (写真つき)・徳島・高知は右表紙スタート、愛媛・香川は左表紙スタートと 両開きになっている。 順序よく回る人には多分長所。 【短所】・手書き地図のためか、縮尺が不正確。 (1.4kmの道が2.6kmの道より長く表記されてたりする)・結構でかくてかさばる。・横長サイズで表紙の紙質が薄く、強度がない。すぐ折れる。 立ったまま開くと、本全体が不安定にぐんにゃり曲がるため ページをめくりづらい。・順番に札所を回る道は詳細だが、それ以外の道路は省略されている。 (駅前で自転車レンタルし、順不同で回る場合 目的の札所への最短ルートは自分で検索する必要がある)持参してカバンから何度も出し入れすると表紙、本文ページ共に強度がないので角とかすぐ折れてしまいます。本文の紙が薄い=軽量化、なので持ち物をできる限り軽くしたいお遍路的には全然OKです。ただ横長で表紙がペラペラだと外で立ったまま使う時ぐにゃぐにゃして使いづらいんですよね…PP加工とかまで求めないけどカバンから出し入れするたびに折れない程度の厚みのある表紙だともっといいかも。表紙破れるのも時間の問題かな~…とクリアファイルを分解してカバーを自作してみました。水も弾くし表紙も保護できる。透明なのでカバーしても表紙が見える点もGOOD。古いクリアファイルのリサイクル品にしてはなかなか上出来じゃないかな、と自画自賛。でもクリアファイルの素材は結構丈夫なのでエッジが鋭くなってしまうのが難点です。うっかり角にぶつけたらミミズ腫れになりそうなので触る時は怪我しないよう気をつけています。先日、さらなる手荷物軽量化を目指し、翌日回る札所のページ分を全部スマホで撮影し地図帖を持たずに巡拝してみました。確かに軽量化はできました。が、炎天下、小さいスマホ画面で写真に収めた地図って文字情報を確認するためにいちいち拡大しないとダメでめっちゃ使いづらい…。この地図帖の大きさは見やすさに配慮されたものだっただなーと痛感しました。