おじなみの日記

2019/06/22(土)05:22

天地真理『恋と海とTシャツと/恋人たちの港』/1974年 8th

天地真理(164)

天地真理さんのアルバムは「PREMIUM BOX」が発売されて全てCD化されました。 このアルバムはLPでしか聴けなったアルバムでCD化をずっと希望していたので このBOXの発売はかなりうれしかった。 このアルバムの他に6th「恋する夏の日」以降は全てCD化されてませんでした。 5th「若葉のささやき/さよならだけ残して」まではかなり早い段階でCD化されてました。 このアルバムはLPで言うA面がオリジナル曲、B面がカバー曲という構成です。 このアルバムの全曲新曲オリジナルだったらもっとうれしかったんだけど・・・。 この前のアルバムが全曲オリジナルだったのもあると思う。 このアルバムの特徴はボーカルにディレイ、リバーブがかなり深めにかかってる曲が多い。 シングルとして先に発売されてた「恋と海とTシャツと」もリミックスされてアルバムに 収録されています。これは「恋する夏の日」のアルバムでも同じ効果を狙っていました。 シングルとアルバムでかなり印象が変わるので効果は大きかったと思います。 1曲目「恋と海とTシャツと」オリコンチャートで8位まで行った曲。シングルとして弱かったかも 知れないけど、かなり楽曲としては素晴らしい曲だと思う。この曲はライブではもっと歌唱力の高さを発揮出来る曲でした。透明感のあるボーカルは強烈にインパクトが強い。 2曲目「素晴らしい青春」これは隠れた名曲!ライブで歌うのを聴いた事はないけど、生で歌うのを是非聴いてみたかった。Aメロ、サビのメロディ、アレンジ、構成とも大好きな曲です。 この曲もリバーブ、ディレイはかなり深くかかっています。 3曲目「爽やかなあなた」シングル「恋人たちの港」のB面曲。A面にしてもまったく大丈夫なクオリティーの高さです。サビの高音も透き通るように伸びています。サビはダブルトラックにしてるのも効果大! 4曲目「恋の予感」個人的には「恋と海とTシャツと」よりもこの曲をシングルにした方が ヒットしていたのじゃないかと思うんだけど・・・。サビのバッキングのベースが格好良すぎ! 間奏の少し激しいめのアレンジもかなりいいと思う。 5曲目「花嫁の友だち」シングル「恋と海とTシャツと」のB面曲。この曲もかなり素晴らしい楽曲です。強力な高音ボイスは聴けない曲ですが、落ち着いた中高音で歌うのもなかなか良い。 6曲目「恋人たちの港」シングル曲でオリコンチャート4位まで上がりました。 全てのシングルの中でもアレンジが強烈にカッコいい。楽曲自体も素晴らしく歌詞もなかなか良い。素晴らしい高音のボーカルも聴けるナンバー。バッキングの16刻んでるギターが心地よく耳に残る。ストリングスアレンジも最高です。 7曲目「ロマンス」フォークグループ「ガロ」のヒット曲のカバー。元々はフォークシンガーとしてデビューした天地さんなのでフォーク系の曲はお手の物です。2コーラス目のハモリを1人で入れてるのがとても美しく最高です。 8曲目「サツビアの花」早川義夫さんのカバー。山崎ハコさんの曲のような温かいフォークナンバーです。完璧に歌いこなしてる天地さんはさすがです。 9曲目「恋の風車」チェリッシュのカバー。二人で掛け合いで歌うサビの部分もダブルトラックで 歌ってほしかった。 10曲目「ある雨の日の情景」吉田拓郎さんのカバー。この曲はライブアルバムでも聴ける。 ライブではアルバムバージョンよりもテンポを落して歌ってます。 11曲目「小さな日記」かなり古いフォークソングのカバー。子供の頃はこの曲はよく飛ばして聴いてました^^;今、聴くと天地さんの声質に良く合ってる曲だと改めて感じています。 12曲目「あなた」小坂明子さんの大ヒット曲のカバー。ライブで小学生の頃に生で聴いた想い出があります。たしかラスト曲「愛のアルバム」の前に歌ったように記憶してる。 小学生の頃もジャンル問わずいろんなライブによく行ってた・・・その中での天地さんのライブは いつも素晴らしく感動させてもらってました。

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