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カテゴリ:essey
電車で隣にに座った親子連れから突拍子に聞こえた言葉。
寝たフリを決め込んで座っていたが、おじさんの耳は大きくなっている。 さぁ、なんと答える、お父さん。。。。 密かにICレコーダーのRECスイッチON 父 「ん?そうやなぁ、なんでも解るようになるためかな?」 子 「別に解らんでもこまらへんと思うんやけどなぁ」 父 「まぁ、そやなぁ。でも、大学にはいきたいとおもわへんのか?」 子 「そりゃ行けたら行って遊びたいしなぁ。バイトもしたいし。。。」 父 「そのためには勉強できんとなぁ、やっぱり」 子 「でも、勉強ゆうたかて色々な勉強があるやんか」 父 「たとえば?」 子 「社会勉強とかいうのもあるやん?ああいうんは勉強ちゃうん?」 父 「そっちのほうが大事やなぁ。学生終わって社会に出たら常識 ちゅうもんが必要やしなぁ」 子 「ほんなら、そういうジョーシキは誰も教えてくれへんの?」 父 「まぁ、そやなぁ、オレとかオカンに怒られたり、先輩とかに怒られて 身につくもんやしなぁ」 子 「ふ~ん。ほんならそっちのほうが大事なん?」 父 「そやなぁ、そやし、学校の勉強はあんまりできんでもええしそっちを 頑張れや」 子 「ほんじゃわかった、今度の中学校の勉強は適当にして社会勉強を 一生懸命するゎ」 父 「あほ、勉強は勿論がんばるんや」 子 「・・・・・」 それまでに色々と面白い件(くだり)はあったが、レコーダーのスイッチを 入れられなかったのだが、これだけでも、十分にのんびりと微笑ましい光景で ある。 私が子供にこれと同じことを聞かれたらどう答えていただろう。 ついつい難しく考えてしまったかもしれない。 どうも自分の視線で物事を考え、経験だの、決まりだのと重くて嫌な形容詞を 使い話をややこしくしてしまっていたかもしれない。 なんだか、自然体でモノ申すようになるのには、まだまだ修行が足りぬという事を 思ってしまった昼下がりである。 頑張れ新中学生! 頑張れおじさん!(笑 今日のBGM 葉加瀬太郎「Waking with you」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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