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映画館に行くと、おじさんは、どんな格好をしようが、声色を使用しようが、「一般料金」である。 あと、十数年すれば、シルバー料金で見れる映画館があるが、今はまだ、「一般」である。 つまり、前売りを買わない限り¥1,800也を支払って、さらにはドリンクも買って約¥2,100 也の出費をしてタバコや、前後の貧乏ゆすりや、携帯の着信で急に一部だけ明るくなる 目障りさなど我慢してみるわけである。 だからハズレの映画を見に行かないのか? おじさんは、好きだぞ、B級と謂われる映画が。 どんなに前評判がよくても「ハズレ」と思うことは良くある話である。
おじさんの一番のハズレは『タイタニック』であった。 ジェームズ・キャメロン監督だし、アレだけ宣伝も面白そうだったのに、、、、、 まぁ、これはおじさんの主観だからタイタニックファンの方には申し訳ないが、正直な気持ちだ。
反対に、皆が駄作だと言うが、おじさんは大好きなB級映画の一つに「マネキン」がある。 ラブコメディーものだが、非常にばかばかしいのだが、何といってもラストがイイ! ラスト~エンディングテーマにStarship ”Nothing gonna stop us now”が 流れるのであるが、いまだにこのシーンには鳥肌が立つ。 何よりもこの映画で楽しいキャラクターは、黒人で、男顔で、小デブなオカマちゃんだろう。 また、ポリス・アカデミーでも悪役警官で名を馳せた俳優さんがガードマンで出てくる のだが、これもまたこの映画の隠し味としてイイ味を出している。
諸兄もきっと心に残るB級映画があるだろう。 映画館へ見に行ってハズレでもいいではないか。 心に残る諸兄だけのB級映画として残るかもしれないではないか。
たくさんの駄作を見るからイイ映画が解るのであって、いきなりアタリと謂われる映画 ばかり見ても、どこが素晴らしくて良い映画なのか解らないとおもうのだが・・・・・
感性は十人十色だ。 皆が感動するという宣伝の映画こそは、意見が分かれるであろう。 是非、そういうのも狙って見に行って頂きたい。 100作品見た人が語る映画評論と1000作品見た人が語る映画評論とでは 深みが違うと思わないだろうか。 五感の感性はどれも無駄なことはないとおじさんは思っている。 若者には、芸術、古人の知恵、はどんどん体験して欲しいものだ。
諸兄は、「話題の豊富さ」という分母が少ない方のお話をどの程度信頼できるだろうか。 無駄、と思わずにドシドシと吸収していって欲しいものだ。
ポケモン映画の第一作を見に行って、ピカチューの頑張りに不覚にも涙した ことのあるおじさんであった。
今日のBGM 森山直太朗「たとえば友よ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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