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2006年11月12日
カテゴリ：essey
前回、ＴＶというものをおじさんという素人が捕らえてみたが、おじさんなりには 昔からラジオというものに非常に興味がある。 中学校の時の専らの話題はラジオであった。 土曜日には「鶴光のオールナイトニッポン」があり、日曜日には「ポップスベスト １０」が、月曜日には「中島みゆきのオールナイトニッポン」が、など、その曜日 ごとに楽しみにしているラジオがあった。 朝は５時からラジオ講座を聞き、部活を終えて帰ってくると勉強の前に短波 ラジオで各国の放送をチューニングをして聞いていた。 当時、家のＴＶは親父のニュースと野球中継、妹のアニメ、お袋のドラマ・映画 と占領されており、自分の好きにできるものと言えば、中学校入学の祝いに もらったお金で買ったこのラジオだけが唯一、自分の自由にできるものだった せいもあるだろう。
とにかく色々と聞いていた学生時代であった。 そして、中学三年ではFMfanという雑誌まで買い、ｸﾗｯｼｯｸ音楽やJAZZ音楽 に傾倒していったのもこの頃であった。
音はどうしたら良く聞こえるようになるのか、などの記事は目を皿のようにして 読んだものだ。
そして、いつしか、自分の放送局を持てたらいいなぁ、などと妄想も抱いたり した関係で、今でもラジオファンでもあるおじさんである。
脚光をあびることもないラジオであるが、その番組のセンスを感じることができる メディアだと思っているのである。 確かにラジオからは大々的に取り上げられるスターはあまりいない。 ＴＶもやっている人間がラジオもやるという感覚だが、中島みゆき女史だけは ＴＶにレギュラーを持たないスターだったので、より固執して聞いたものだ。 各キー局のアナウンサーもラジオ専門の方もいらっしゃるが、非常にきいて いて飽きない放送をされていると思うのである。 ましてやラジオ専門のパーソナリティーの方々は本当に自由に自分をさらけ 出して放送されているな、と思っている（制約もあるだろうが、それを感じさせ ないほどである）。
リクエストとショートメッセージが読み上げられる嬉しさは今でもある。 参加とまではいかなくても、放送にちょっとでも携わるとでも言おうか、そういう 感覚はラジオならではの双方向性だろう。 これが結構ハマるのである。
今なら、おじさんは、地元局でいいから開局して、青少年の悩みを聞いたり 誰かと誰かの愛のキューピッドをしたり、誰かが思っている感謝の気持ちを 相手に伝えたり、世の中の不条理に怒ってみたり、起業間もない法人の 応援をしたり、この田舎の町からプレアイドルを出してみたり、同好の志を 募ってみたり、、、、と色々とやってみたいものだ。 さらにはパーソナリティーは特定のプロだけでなく、地元の学生に順番に務め てもらい、好きなことを好きなようにやってもらう時間も与えたい。 とにかく地元民に発言してもらう機会を造りたいものである。 パーソナリティーが話すのは週４日くらいにして、それ以外は専ら曲を流すだけ にしたりしていつ聞いてもあるのではなく、その番組、その曜日を聴視者に 楽しみにしてもらえるようにしたりするのも一興か。 とにかく間延びしない番組を造りたいものだ。 その為にはかなりの財が必要だが、スポンサーに縛られることのない放送を するためにも何か今までと違ったアプローチを考え出さないとすぐに破綻して しまいそうだな、、、、
特に、おじさんが一番ラジオでしたいのは「ラジオドラマ」なのだ。 小説でもいい、コミックでもいい、勿論オリジナルがいいのだが、劇団の人達 に演技力をつけさせる名目で安く出演してもらいある特定のファンだけでも 楽しみにしてもらえるようなものを送りたい。
とにかく、放送内容は、podキャストとしても配信し、学校や職場での話題に なるようにしたいのである。 リアルタイムとオフタイムとを融合し、尚且つ「自分の局」をより多くの聴視者 へ届けたいという妄想が何年かごとに頭に涌いてくるのである。
確かに、インターネットラジオにすれば安くできるだろう。 しかし、おじさんは地元の人と聴視者で作ったものを聞いて欲しいのだ。 出来あがったものはネットラジオで流せばよいが、あくまで核となるのは、何と いっても「地元発」ということである。
まだまだ潜在的に需要はあるはずである。 電波という道具をいかに使いこなせるかはおじさんの頭の柔らかさであること にはかわりないだろうし、同志との作戦の如何であろう。
決して、東京、全国区には遠く及ばないのはわかっているにしても、地元発 の放送がネット、それもWEB２．０を使ってどれだけ席巻できるかの可能性を 試してみたい気もする。
ただ、資金供給の問題で、株式会社を立ち上げ経常利益を４億以上にして 上場し、株式の公開で供給できればそれに越したことはないが、この妄想で 経常利益４億は夢のまた夢だろう。 スポンサーに頼らない堂々とした放送ができるようになるには、どのような策 があるのか、今の放送業界に殴りこみをかけたいという妄想を夢見て酒の肴 に友人と暫くは楽しめそうである。
そういえば、これに連動してミニコミ誌の発行も面白そうである。 あくまで規模はマイナーであることがおじさんのこだわり？なのかもしれない。 スタッフも３０人程度でできれば御の字である。 そしてその３０人には週休2日で月給100万以上は持って帰ってもらえるよう にしたいなぁ。 まぁ、妄想だから良いか。
今日のＢＧＭ バグルス 「ラジオスターの悲劇」
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