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今注目を浴びている紫いも、その紫色が特に強いのがあやむらさきという品種です。ぱっくり切ってみるとあざやかな紫色ですが、この紫色、ブルーベリーの紫と同じアントシアニンという天然の色素、ポリフェノールの1種といわれています。ポリフェノールは植物が光合成して体内に作る物質の総称です。色素や苦味成分です。天然の抗酸化物質なんです。
まず、アントシアニンを語る前に、大きい分類名のポリフェノールについて書いてみます。 ポリフェノールの仲間として フラボノイド →→緑茶、ぶどう、なす、そば カテキン →→緑茶 タンニン →→かき、緑茶、赤ワイン ケルセチン →→赤ワイン、ココア、たまねぎ、ブロッコリー アントシアニン→→ブルーベリー、いちご、なす、紫いも イソフラボン →→大豆、そら豆など、豆類 フラボノイドはガムに入って有名になりましたね。殺菌作用により、虫歯菌の増殖を抑え、虫歯を予防する。これはカテキンの作用でもあり、口臭も防いでくれる。 カテキン、タンニンは緑茶でお馴染みの成分。癌に有効と有名になりました。 ケルセチンは赤ワインの成分ですが、赤ワインはポリフェノール入りという、総称名のほうが有名ですね。フランス人は心臓病の死亡率が少ないそうです。 アントシアニン、これはブルーベリーで有名になりました。目によいことはよく知られる所です。紫いもはこの成分を多く持っています。アントシアニンの効用については又後に詳しく述べる事にします。 イソフラボンは、女性ホルモンと似た作用があり、骨そしょう症や更年期障害に有効とされており、豆乳を飲まれる方も多くなられました。 ということですが、ポリフェノールは自然の恵みであり、全体的に高コレステロール、心臓病、がんなどに効果があるそうです。 健康によいこれらの植物、積極的にとりたいものですね。 次回は紫いもに含まれる、ポリフェノールの一種、アントシアニンについて詳しく書いてみようと思っています。 (3月30日より、紫いも含有の商品を発売致しています。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年04月01日 10時44分33秒
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