カテゴリ:★娘・音楽いろいろ
U 「お聴き頂いた曲はニール&イライザで『MEDDLE』でした。 それではここからは、えー、1995年にコーネリアス名義で発表された 『69/96』というアルバムの話をしていきたいと思っています。 えー、ビニールジャケが話題になったそうなんですが、 どういうジャケットだったんですか?」 小 「なんかね、ビニール…(笑)、ビニールで出来てんですよ、 ジャケがピンクで(笑)」 U 「そこまでは大体わかってたんですけど(笑)。ピンクのビニールで」 小 「なんかやたら紙があって」 U 「やたら紙があって」 堀 「こんな感じね」 小 「こんな感じです」 U 「あー、はいはいはいはい。 おっ、すげえ凝ってるじゃないですかこれ」 小 「そう、結構…U-zhaanのには越されたけどね」 U 「いやいや」 小 「この時代にしては結構凝ってたんですよ」 U 「なんとなくビニール素材のメモ帳とか雑誌風になってるというか」 小 「あ、そうそうそうそう。そんな感じ」 U 「そんな感じの作りですね。で、最後にCDが一枚」 堀 「シングルもなんかすごいカセットのさぁ…」 小 「ああ、カセットね。シングルカセット作ったね、この頃」 U 「シングルカセット?」 小 「うん」 U 「カセットですごい本数ってのは、 いろんな曲をカセット化したってことですか?」 堀 「いや、一曲を」 小 「あのー、一曲なんだけど、カセットの色がたくさんあったんだよね。 何種類か。いくらで売ってたんだろう。300円ぐらいかな」 U 「あ、そうなんだ。じゃあ欲しい人は 全色集められるってことですか?」 堀 「赤字になるってなんか聞いて。 なんか、カセット売れるごとに赤字になるから やめてくれっていう(笑)」 小 「この頃もうカセットあんま出す人いなかったんだよね。 多分、末期だったんだ(笑)」 U 「ああ、カセットの(笑)」 小 「うん。カセットのね(笑)」 U 「カセット、でも今また来てますけどね」 小 「また来てるけどね」 U 「カセット出しました? 最近」 小 「最近出してない、カセット」 U 「僕、今年出しましたよ」 小・堀 「へえ~」 小 「何出したの?」 U 「フルカワミキちゃんと二人でカセットを出しましたね」 小 「何曲入ってんの?」 U 「表裏一曲ずつ」 堀 「デュエット、タブラと歌?」 U 「タブラと歌みたいな。民謡のカバーとかして」 小・堀 「へえ~」 小 「カセットね。いいよね。カセット」 U 「小山田さんでも今回7インチを2枚出して」 小 「うん、うん。7インチ、だね。今回はね」 U 「最近ずっと7インチを出したいって言ってましたもんね」 小 「うん。そうだね。出したいと思ってたんだ」 U 「7インチの良いところは何ですか? 自分の家でも聴いたりします? 7インチって」 小 「うん。聴くよ。まぁ、いいとこはジャケットだよね」 U 「ああ~」 小 「サイズ感っていうかね」 U 「サイズ感はいいですよね」 小 「うん」 U 「そして『69/96』というアルバムは、 ハードディスク・レコーディングをしたということなんですけれども」 小 「ああー、そうだね。 この頃多分初めてそういうのが出来るようになってきた頃で」 U 「それまではもちろんテープ?」 小 「そう。あの、デジタルテープに録ってたんだけど」 U 「A-DAT?」 小 「いや、A-DATじゃなくて、 スタジオのマルチの48トラックみたいな。 で、1stアルバムはまぁ普通に商業スタジオみたいなところに行って、 まぁミュージシャン呼んで、 演奏して録るみたいな形で作ってたんだけど、 2ndからまぁ、あのー、演奏したものだったり、 サンプルしたものを持ち帰ってプリプロルームみたいなとこで、 後で編集したりとかして、曲を作り始めたんだよね。 そういうやり方でやり始めた最初の頃――、 一番最初が『69/96』ってアルバムなんだけど」 堀 「俺もこれ、楽器のセッションとか弾きに行ったりとかもしたね」 小 「そうだね」 堀 「セッション何曲か録ったやつを、後でまとめる、つってて、 まとめるってどういうことだ? つって」 U 「その制作方法がなかったってことですね?」 小 「そうそうそうそう」 U 「今でこそ、あのー、ちょっと素材もらって」 小 「もらって後で編集、みたいのってよくやるけど、 それがなかったから、それが出来るようになった最初の頃で」 U 「だからこそ、このアルバムから突然今のコーネリアス色が 出てくるってことなんですかね?」 小 「そうそうそうそう。 堀江くんとかASA-CHANGとかとスタジオ入って、 適当にジャムったりとかして、 その素材を持ち帰った後で編集したりとかして、 曲を作ってたんだよね」 U 「このツアーにはもう堀江さんはもちろん参加してた?」 堀 「このツアー、またこれメンバーがすごいメンバーだったの。 今でも思い出すけど。『69/96』のツアーも大人数だったんだよね。 ドラム、ASA-CHANGとヨシエさん変わんないけど、 ASA-CHANGもドラム叩いて…」 小 「ツイン・ドラムみたいな…やってて、あとムーグさんとかも居たし」 堀 「ムーグさんとシュガーさんが居て…」 小 「Buffalo Daughter、二人居たね」 U 「へえ~」 小 「あとブライアンとかも居たね」 U 「ブライアン・バートン・ルイス。何やってたんですか?(笑)」 小 「あいつ、なんか突然出てきて、なんか喋ったりとか」 U 「へえ~」 堀 「あと北田か、ベース」 小 「北田くんとか」 堀 「ホーンがいなくなった」 小 「ホーンがいなくなった。 なんか、もっとロックっぽいアルバムっていうか。 ハードロックとかヘヴィメタルみたいなのをネタにした サンプリング・アルバムだったから、 あんまりホーンとかっていう感じじゃなくて」 堀 「ラテン色も薄くなったような…」 小 「ラテン色、一気に薄まった」 U 「じゃあその、ラテン色が薄くなった 『69/96』というアルバムの中から一曲聴いてみたいんですけど、 小山田さん、どの曲がいいですか?」 小 「えー、じゃあ『Brand New Season』という曲です」 ~♪『Brand New Season』~ 【ポイント10倍】CORNELIUS/Mellow Waves[WPCL-12660]【発売日】2017/6/28【CD】 【送料無料】CORNELIUS/Mellow Waves 【CD】 ↓第一回早見表 サウンドクリエイターズ・ファイル DJ コーネリアス 1回目 書き起こし 1~14 早見表 ↓第二回早見表 サウンドクリエイターズ・ファイル DJ コーネリアス 2回目 書き起こし 早見表(どんま娘・記) ↓関連記事 2017.06.05 ★★ASA-CHANG&巡礼 - 花【hana】 日本 2017.06.05 清水 玲子さんの『月の子』(どんま娘・記) [堀込/キリンジ/小田和正/オフコース/フジファブ他] カテゴリの記事 ↑大好きなアーティストのライブ情報やレビュー等 [♥どんま娘のフジファブ普及活動の日々] カテゴリの記事 ↑やっと娘が重い腰を上げてくれました(笑) 『可愛いに間に合わない』新着記事一覧 ↑ここから目的の記事を探して頂く方が早いかもしれない? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017.06.13 06:39:18
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