しろうと自然科学者の自然観察日記

2012/10/29(月)04:50

アオサギ、コサギ、ダイサギ、カルガモ。ウォーキングコースで見かけた野鳥。写真整理と自然観察の振り返り、その1。

野鳥たち(149)

☆2月28日にブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めてから、8カ月間がたちました 。ウォーキングコース(玉川上水)を中心に、旅先で見かけたものを含めて、山野草や雑草・樹木など約500種の動植物を紹介してきました。ブログ下書きは、写真を除く説明文だけで27万字(A4判430ページ)になっています。 ☆たくさんの植物図鑑と格闘(!?)しながら、ブログを書き続けてきました。種名を間違って訂正したり、名前のわからない植物の名前についてブログをご覧になった方から教えていただいたり、山野草や野鳥を中心に「お気に入りブログ」に登録した34のブログから種名を学んだり、勉強の日々でした。 ☆250日間で18,000件のアクセス、たくさんの「コメント」「ナイス」などありがとうございました。また、意外なことに、10月18日からは楽天ブログトップページの「Pickup楽天ブログ」に掲載される8つのブログの一つに選ばれ、アクセス数が大きく増えました。 ☆自然観察は続いていますが、自然や季節の変化を紹介するものが次第に少なくなってきていますので、写真の整理やこれまでの自然観察を振り返るために、随時まとめを掲載するようにします。 ☆まず手始めに、苦手な野鳥から、整理・掲載していくことにします。第1回は、ウォーキングコースで見かけた水辺の野鳥です。 ◎アオサギ(サギ科アオサギ属) ☆アオサギは、ウォーキングコースで1年中見かけましたが、今年は3月から6月頃までしか見かけませんでした。なお、5日ほど前に、隣の庭にある池の金魚を狙って、アオサギが現れ驚きました。 ☆いま使っているコンパクトデジタルカメラを購入して、最初に撮影したウォーキングコースのアオサギ。(2009年6月19日撮影)。 ☆アオサギ(蒼鷺)の名は、蒼い鷺に由来し、「蒼い」とは本来は灰色がかった白色をいうことを知りました。まさに、体色は名前通りの色です。岸辺で休憩中(?)のアオサギ。(2012年3月17日撮影)。 ☆小魚を狙っているのでしょうか。流れの中を歩き回るアオサギ。(2012年6月23日撮影)。 ◎コサギ(サギ科シラサギ属) ☆コサギは、ウォーキングコースで3月に見かけますが、ほとんど毎日、同じところにいます。同じところを餌場にして、小魚でもとっているのでしょうか。(2012年3月日1撮影)。 ☆小魚を探しているようでした。コサギは、水辺で首を縮めて立っている姿がよく見られるそうですが、ほとんどその姿でした。(2012年3月11日撮影)。 ☆コサギ(小鷺)の名は、シラサギの中で最も小さいことに由来します。シラサギは3種類で、コサギ(小鷺)、チュウサギ(中鷺)、ダイサギ(大鷺)の順に大きくなります。ただし、チュウサギ・ダイサギはアオサギ属。 ◎ダイサギ(サギ科アオサギ属) ☆ダイサギは、ウォーキングコースで2月から3月に見かけます。冬羽では写真のように嘴が黄色です。(2011年2月27日撮影)。 ☆ダイサギは、アオサギとともに日本最大のサギで、体長は90センチメートルにもなります。朝早く暗いうちから、獲物を探して歩き回るダイサギ。(2012年3月4日撮影)。 ◎カルガモ(カモ科マガモ属) ☆カルガモは、ウォーキングコースで最もポピュラーな野鳥で、ウォーキングの範囲では1年中10羽ほど見かけますが、冬には40~60羽になります。頭を背中に載せて睡眠中(?)のカルガモ。(2010年1月10日撮影)。 ☆マガモなど他の鴨のオスは目立つ羽色をしていますが、カルガモだけは雌雄同色で、外見では見分けがつきません。 (2012年1月24日撮影)。 ☆カルガモ(軽鴨)の名は、「軽の池」(奈良県橿原市大軽周辺とする説もあり)で夏季も含めて見られたカモであったことに由来するそうです。 ☆カルガモはウォーキングコースで繁殖しているようで、今年は3組の親子ガモを見かけました。最初に見つけた子ガモ3羽の親子。(2012年5月27日撮影)。 ☆2度目に見つけた子ガモ2羽の親子。(2012年7月25日撮影)。 ☆最後に見つけた子ガモ5羽の親子。(2012年7月31日撮影)。

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