オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、チョウトンボ、カイツブリ、ミシシッピーアカミミガメ。国営昭和記念公園で出合ったトンボと動物たち。
☆昨日(28日)の日記に書いた通り、裏磐梯での自然観察を連載中ですが、サギソウが咲いているという新聞記事を見て、国営昭和記念公園に行ってみました。その2回目で、トンボと動物たちです。☆国営昭和記念公園のトンボ湿地と日本庭園の池で、4種類のトンボを撮影できました。他にも、3~4種類のトンボを見かけましたが、飛んでばかりいて止まってくれませんので、撮影することができませんでした。☆なお、「しろうと自然科学者」は、昆虫については正真正銘の素人なので、間違いがありましたら、コメントお願いします。☆シオカラトンボと思ったら、顔は真っ黒で、全体に青みが強く、がっしりした形から、オオシオカラトンボ(オス)のようです。☆オオシオカラトンボ(オス)は、体全体に青みが強く、お腹の部分は太く、お腹の黒い部分は先端の一部だけです。また、後翅(後ろ側の2枚の翅)の付け根が黒いのが特徴です。☆オオシオカラトンボのメスのようです。体の色は違いますが、後翅(後ろ側の2枚の翅)の付け根が黒いのは共通しています。☆日本庭園の池では、シオカラトンボ(オス)がたくさん飛んでいます。☆シオカラトンボ(オス)は、眼(複眼)が青く、顔の全面は白く、オオシオカラトンボとは、顔つきが違います。☆シオカラトンボ(オス)は、お腹は細く、オオシオカラトンボよりも黒い部分が多くなっています。なお、シオカラトンボのメスは、オオシオカラトンボのメスのように体が黄色で、ムギワラトンボと呼ばれるそうです。☆ハグロトンボです。一つの岩に、オス(左)メス(右)仲良く並んで止まっています。☆ハグロトンボのオスは、体に青い金属光沢があります。羽に紋様がうすく見えます。☆ハグロトンボのメスは、体の色が黒褐色です。オスよりも、黒い羽に褐色の紋様がはっきりとわかります。☆メスが紅葉の小枝にとまって、水中に産卵しています。☆チョウトンボが飛んでいます。縄張り意識が強いので、他の雄と空中で争い、動きが激しい中で、渾身の力を振り絞って何とか撮影できた汗と苦労が込められた1枚。左上を飛んでいるのは、羽に金属光沢があり虹色に光って見えるので、オスでしょう。左下の池の水面に、影が映っています。☆のんびりと蓮の葉に止まって、写真撮影に応えてくれたのは、羽の色が黒いメスのようです。☆カイツブリのようです。盛んに池に潜って、魚を探しているようです。掲載時にカワウとしましたが、カイツブリに訂正しました。☆動きが機敏でないのは、幼鳥だからでしょうか。☆日本庭園の池に、玉川上水の何カ所かで見かけたミシシッピー(ミシシッピ)アカミミガメがいました。北アメリカ原産のカメですが、ミドリガメとして飼われていたのが野生化したもので、あちこちで増えているようです。☆サギソウに誘われてきた国営昭和記念公園でしたが、たくさんの山野草やトンボに出合えて、楽しいひとときでした。