ジャガイモの実を見つけました。センリョウの花、雌しべに雄しべがついている変わった花です。
☆ウォーキングコースで見つけた変わったもの2種。ジャガイモの実とセンリョウの花。☆ウォーキングコースの菜園を見ていたら、ジャガイモの花とともに、実がなっているのを見つけました。子どもの頃、生まれ故郷のジャガイモ畑で実がなる品種を見たことがありましたが、それから50年ぶりのジャガイモの実です。☆ジャガイモは、ナス科ナス属の植物です。受粉能力は低いそうですが、品種や条件によっては受粉してミニトマトに似た実をつけるそうです。☆実は落下しやすく、完熟するものは少ないそうです。実の中にある種子を利用して交配が行なわれるそうです。☆ネットで検索すると、「日本いも類研究会」のこんな記事がありました。◎じゃがいもには実や種ができるのですか?http://www.jrt.gr.jp/q%26a/p_13.html☆冬に赤い実が美しいセンリョウですが、黄緑色の花が7月から咲き始めるというので、探していました。茎の先に花が咲いているようなので、観察してみました。☆センリョウの花は、茎の先に穂状花序を作ります。花のつくりは、緑色の花軸に緑色の丸い雌しべが付き、その雌しべの側面に雄しべが付きます。花びらや萼は、ありません。☆緑色の丸い雌しべの側面に、薄クリーム色の雄しべが付いています。☆雌しべの横に付いた雄しべには、花粉を出す葯が左右に付いているというのですが。中央左の雄しべには、下に突起が見え、他の雄しべにも突起が見えるようです。☆冬に赤く熟した実を見ると、雌しべ柱頭の痕が実の先端にあり、雄しべの付いていた痕が実の横に残るそうなので、冬に注意深く観察してみたいものです。☆穂状花序で、花びらや萼がなく雌しべと雄しべだけの花は、同じセンリョウ科のヒトリシズカ・フタリシズカと共通しています。◎ヒトリシズカ・フタリシズカの花(1月17日の日記)http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20130117/