4月5日夕方のNHK「首都圏ネット」で、青梅市で「梅ウイルス」が広がっており、感染した梅の木が伐採・処分されているという報道がありました。
☆4月5日夕方、NHKの「首都圏ネット」を見ていたら、青梅市で「梅ウイルス」に感染する梅の木が増えており、感染した梅の木が伐採・処分されているという報道がありました。☆初めて聞いた話でしたが、立川市でも梅生産農家があり、庭の梅の木にも感染しているということだったので、インターネットで調べてみました。☆埼玉県のホームページに、「ウメ輪紋病についてのリーフレット」のPDFがありました。その内容は、おおまかに次の通りです。☆ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)の感染により、海外ではモやスモモなどに大きな被害が発生している。国内では平成21年(2009年)4月に東京都青梅市で初めて感染が確認され、周辺地域の果樹園、公園、寺社、住宅の庭木などに被害が広がっている。埼玉県、茨城県、神奈川県、滋賀県、大阪府、奈良県でも感染が確認されている。☆このウイルスは、アブラムシの媒介や感染した植物の苗木や穂木の移動により拡大している。感染した樹では葉に薄い緑色のドーナツ状の輪紋(退色輪紋)、不定形の模様(退色斑紋)ができる症状や花弁に斑(ふ)が入る(ブレーキング)症状などが見られる。☆人や動物には感染しない。また、感染している樹の果実を食べても健康に影響はない。☆感染樹及び感染のおそれがある樹については廃棄処分が実施され、平成21年度(2009年度)は東京都だけで1,119本のウメ等が処分され、処分が続けられている。☆2008年6月に、青梅市内の農家から東京都農林総合研究センターにウメの異常葉が持ち込まれたことが発見のきっかけになったそうです。水戸市の偕楽園公園でも、感染が確認されているとのこと。NHKの報道を見るまで全く知りませんでしたが、大きな問題になっていることを知り、驚きました。