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カテゴリ:樹木
☆3月8日の日記に、次のように書きました。
☆武蔵野の雑木林では、萌芽更新(伐採された切り株から「ひこばえ(萌芽)」を出して再生すること)のしやすいコナラやクヌギを薪炭林の主要樹木として維持してきました。萌芽更新を利用することによって、幼木から育てるよりも成長が速かったようです。 ☆近くの雑木林で、試験的な萌芽更新作業をしているのを見ましたが、伐採後わずか数年で大きな木になっていました。 ☆そこで、今回は、番外編として、萌芽更新の方法を紹介します。 ☆東京都環境保全局玉環境保全事務所自然保護課の看板です。 ☆上記の看板を、4枚に分けたものです。左上から時計回りに見てください。 (1)木を切って炭焼きや燃料に利用する。 (2)翌年、萌芽を待つ。 (3)伐採後2~3年後に、もやわけで萌芽を2~3本に整理する。 (4)たい肥作りや下草刈りで育てる。 (5)15年~25年で、木を切って炭焼きや燃料に利用する。 ☆萌芽更新をしないで、無管理で放置されている雑木林は、木が老朽化し、倒木の危険があるなど、荒れています。 ☆萌芽更新後、9年目の林です。若々しい林になっています。木々の幹は、直径10センチメートル位です。 ☆萌芽更新後、15年目の林です。しっかり育った林になっています。木々の幹は、直径20センチメートル位です。 ☆今日の写真は、全て、実画像のサイズを縦横各6.5%に縮小したものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.16 06:24:09
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