長年使ってるノートPC NEC LW900C/D（TW）を冷却ファン掃除メンテのついでに
CPUを Pentium M740から Pentium M770に交換してみました。
| 個人出品のオークション等で送品トラブル等が嫌なので他の購入もあり送料は無料になったので無難にこちらで購入しました。 |
以前のノートPCのCPU換装はCPUがマザーボードに直接半田付けされていたりする機種が多く難易度が高いようでしたが、
メーカーノートPCも2000年以降は通常ラインナップ機種とは別に通販でメーカーカスタマイズPCが選べる機種なら、CPU、HDD、光学ドライブ等を仕様によって換装出来るようになっている機種が多く
自分のLW900C/Dもメーカーダイレクト機種で上位CPUが選べる機種でした。
さっそく分解、作業前にPCのバッテリーを抜いておきます。
液晶画面を閉じた状態で液晶パネル取り付けヒンジのカバーを少しこじて爪をはずしておきます。（上の写真は右のヒンジカバー周辺）
次に液晶パネルを最大限まで開き、ヒンジ部および電源スイッチパネル部を取り外します。
パネルの中央の爪が外れ難いですが、無理に引っ張らずに角度や引っ張る方向を変えたりすればそのうち外れますので注意。
キーボードパネルを、液晶画面側へ少し引き抜き折り返すように反対するとCPUクーラーと冷却ファンが見えて来ます。
次はCPUクーラーを押さえている金具を取り外して冷却ファンを取り外します。
CPUクーラーを取り外しますが、CPUクーラーを取り外す時に、電源スイッチの基盤のネジを外しておかないとCPUクーラーが取り外せません。
これで、上の写真のようにCPUとご対面出来ます。
CPUはマイナスドライバーで回してロックを解除すれば上の画像のように外れます。
次に交換するCPUをセットして上の画像の様にCPUグリスを塗ります。
CPUグリスの塗り方は本来薄く塗り伸ばすらしいのですが、中々均一に塗れないので
米粒大に塗って押しつぶして広げる方法を取りました、上の写真だとちょっと多いかな？くらいです。
尚、CPUクーラーを埃の掃除などで取り外したらその都度塗り直しが必要になります。
以前冷却系の掃除をした時に購入した銀グリスを使いましたが、ごく普通のCPUグリスでもOKだと思います。
| 今回の様にメーカーダイレクト機種より上のCPUを選んだ時は銀入りタイプの熱伝導が良いと言われる物の方が気休めにはなるかもです。 |
分解の逆の手順で組み立てて作業完了です。
ついでにボロボロになったキーボードカバーを新品に交換しました、これも既に生産終了して買い溜めしたストックも寂しくなって来ました。
CPU交換後ですが、一般的なベンチテストの数字（スーパーπ）などの数字は交換したCPUの物となりますが（数字はネットで検索出来るので省略）
同じPentium Mシリーズのランクアップなので劇的に起動速度などが変わる事はありませんが、ネット閲覧はかなり快適になります、例えば新ツイッター等元々のＣＰＵだと二度と見たく無くなるくらいイライラしますが、結構普通に閲覧出来るようになります。
写真編集等の時はあきらかに処理が早くなってるので嬉しいです。
最新鋭のPCとは比べる対象が違いますが、ちょうど買った時の早さの感覚に戻ったのかな？くらいですね。
デジカメも500万画素がもはや低画素の時代、各HPも最近のPCに性能に合わせてどんどん重い作りになって来た分を、ちょうどCPUのランクアップで穴埋め出来たのかな？と思ってます。
一癖ある巨大な大画面ノートPCですが一度使うと中々手放せませんので
今回のCPU交換、本音を言うとPentium M780が欲しかったのですが
諸事情で770で妥協しましたが思った使いやすくなったので大成功です。
楽天のCPU検索です。
純正部品＆輸出用車両の部品を自分で検索したい方はこちらへ
中国製HIDバラストの内部等自分の書いた物に興味がある人はこちら
