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「パルプ・フィクション」(原題:Pulp Fiction)は、1994年公開のアメリカ映画です。あるマフィアの人々の短編がオムニバス形式にまとめられた、クエンティン・タランティーノ監督・脚本のバイオレンス・アクションです。スピード感ある描写と、他愛もない話で構成されるセリフが面白く、長く低迷していたジョン・トラヴォルタが見事な存在感で復活の契機となった作品でもあります。
「パルプ・フィクション」のDVD(楽天市場) 監督: クエンティン・タランティーノ 脚本: クエンティン・タランティーノ 原案: クエンティン・タランティーノ ロジャー・エイヴァリー 出演: ジョン・トラボルタ(ビンセント・ベガ) (マーセルスの部下の殺し屋。マーセルスの命令で一晩だけミアの世話役をする。) サミュエル・L・ジャクソン(ジュールス・ウィンフィールド) (マーセルスの部下の殺し屋。人を殺す前に聖書の一節を暗唱する。) ユマ・サーマン(ミア・ウォレス) (マーセルスの妻。ビンセントが世話をした夜、ヘロインを吸い心停止状態になる。) ブルース・ウィリス(ブッチ・クリッジ ) (プロボクサー、マーセルスに八百長試合を依頼される) ヴィング・レイムス(マーセルス・ウォレス、ビンセントらを仕切るギャングのボス) エリック・ストルツ(ランス 、麻薬の売人。心停止のミアの救命を強要される。) クエンティン・タランティーノ(ジミー 、ジュールスの友人。恐妻家。) ハーヴェイ・カイテル(ザ・ウルフ、冷静沈着、紳士的掃除屋。仕事の指示は完璧。) クリストファー・ウォーケン(クーンツ大尉) (捕虜として7年間ハノイに抑留。ブッチの父の形見の金時計を幼少のブッチに渡す。) ほか 「パルプ・フィクション」は、時系列シャッフルを取り入れた、時間的な順序とは異なる流れで構成されるB級小編のオムニバスです。 ・プロローグ レストランで話をしている強盗の常習犯、パンプキンとハニー・バニーは、このレストランを襲おうと拳銃を抜き、怒声を発します。マフィアの殺し屋、ビンセントとジュールスは、くだらない話をしながら、取引の品である黒いスーツケースを取り戻します。 ・ビンセント・ベガとマーセルス・ウォレスの妻 マフィアのボスから彼の愛妻ミアの世話を頼まれたビンセントは彼女が望むまま食事に連れていったり、ダンスを踊ったりして時を過ごします。帰り際にミアが薬物の過剰摂取で心停止に陥り、ビンセントは知り合いの売人を頼ります。 ・金時計 落ち目のボクサー、ブッチはマフィアのボス、マーセルスから八百長試合を頼まれますが、これを裏切り勝利、弟と共謀してノミで大きな利益を得ます。マーセルスの報復を怖れたブッチは、恋人のファビアンと街を出ようとしますが、父の形見の金時計をアパートに忘れたことに気づきます。 ・ボニーの一件 ジュールスの運転する車の中で、ビンセントの拳銃が暴発、同乗していたマーヴィンの頭を弾が直撃します。血だらけのまま走るわけにもいかず、2人が頼ったジミーは、激怒、妻ボニーが帰るまでに死体を処理しろと言います。ボスに連絡した結果、ザ・ウルフが送り込まれて来ます。 ・エピローグ プロローグから続きます。一連の厄介ごとをなんとかこなしたビンセントとジュールスは、レストランに立ち寄り、朝食を取ります。ビンセントがトイレに立った束の間に、店内にカップルの怒声が響き渡ります。 題名の「パルプ・フィクション」とは、1950年代にアメリカでよく読まれたパルプ・マガジンに掲載された、大衆に消費される安っぽい三流小説といった意味で、テーマの重要性より、スタイルやディテールにこだわりがあります。クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」は、吟味された出演者、ストーリー、台詞、音楽により、独特の雰囲気をで一貫して醸し出しています。チープなレストラン強盗シーン、テンポの良い曲、ポップな字体のクレジットによる鮮烈なオープニングが、この映画の内容を見事に象徴しています。 オープニング〜「パルプ・フィクション」 1977年公開の「サタデー・ナイト・フィーバー」の華麗なダンスで一躍大スターとなったジョントラボルタは、1981年公開の「ミッドナイトクロス」以降、10年以上に渡り低迷していましたが、この「パルプ・フィクション」で見事、復活を果たしました。「パルプ・フィクション」には、クエンティン・タランティーノ 流の見せ場として、ユマ・サーマンとジョン・トラボルタのダンス・シーンが組み込まれています。 ダンス・シーン〜「パルプ・フィクション」 この後、ミアがドラッグの過剰摂取により心停止、ビンセントがドラッグの売人の家にどたばたと担ぎ込み、アドレナリンを注射します。 アドレナリン〜「パルプ・フィクション」 「パルプ・フィクション」は、1994年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞の7部門にノミネートされ、脚本賞を受賞しました。 クエンティン・タランティーノ監督作品 「レザボア・ドッグス」のDVD(楽天市場) 「ジャッキー・ブラウン」のDVD(楽天市場) 「キル・ビル Vol.1」のDVD(楽天市場) 「キル・ビル Vol.2」のDVD(楽天市場) 「デス・プルーフ in グラインドハウス」のDVD(楽天市場) 「イングロリアス・バスターズ」のDVD(楽天市場) 「ジャンゴ 繋がれざる者」のDVD(楽天市場) さて、本日のランキング商品ピックアップは、床ピカShop 楽天市場店さんの らくやきマーカー16色セット 【インスタで大人気】ペンで描いてレンジで加熱するだけでオリジナル絵皿ができる! デイリー総合ランキング、おもちゃ・ホビー・ゲーム部門のトップです。陶器や金属、ガラスなどに簡単に絵付けできると、食卓やインテリアの楽しみがひろがりますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちは。
私は群青劇が苦手で、なおかつ時系列に沿ってないものはさらに苦手なのでこの作品は昔から知っていますが、なかなか手が出ない作品のひとつです。 それでもツルノカミさんのブログを読むと、面白そうだなと感じます。 いつかは観たいと思います!!笑 (2015年07月02日 14時49分10秒)
和希ちゃん8383さん
こんばんは。 コメント、ありがとうございます。 群像劇を初めて意識したのは、テレビドラマ・シリーズの「ER緊急救命室」シリーズで、いろんな話が同時進行するので迫力を感じ、テレビドラマは全く観ない私が、この番組だけは良く観ました。映画では ラブ・アクチュアリー クラッシュ ユナイテッド93 バベル デパーテッド ダークナイト インセプション ニューイヤーズ・イブ など、良く出来た群像劇ですね。すべての話を、完全に理解しようと思うと、ちょっと厳しいかもしれません。同時進行している現実のように、好きなエピソード、そうでもないエピソードの濃淡があってもいいのではないかと思います(^^) (2015年07月04日 00時16分06秒) |
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