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2010.10.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類

プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズのファーストステージは17日、甲子園球場で第2戦が行われ、リーグ3位の巨人が7―6で同2位の阪神を逆転で下し、2連勝でファイナルステージに駒を進めた。
敗者復活戦がたった2勝で決まるというのは、チームの実力と言うより時の氏神さまのご気分次第で決まってしまうから不合理であるとか、このステージの試合は甲子園球場だけで闘うことは、あまりに不公平であるとか、不満やら不安ばかり口にしていたが、巨人が連勝しファイナルステージ出場が決まった途端、この仕組みはまさに実力通りの結果が出る素晴らしいシステムだと、コロッと言うことが変わってしまい、我ながらその節操の無さに呆れている。

ところでそれはそれとして、ファーストステージ第一戦の巨人阪神戦は私の地元ではテレビ放送はされなかった。パシフィックリーグのファイナルステージのソフトバンク対ロッテ戦は2局も放送しているにもかかわらずである。
今年はアナログ放送で巨人軍の試合が放送されることは極端に少なかったように思う。
終盤戦に入る前に、地デジのテレビに替えたおかげでBSデジタル放送でやっとお目にかかれることにはなったものの、一昔前、日本全国どこにいてもこの世にはプロ球団は巨人軍しか存在しないかのように必ずどこかのチャンネルで実況放送が行われていたことを考えれば、まさに隔世の感がある。

ところでプロ野球と言えば九州で生まれ九州で育った私は、元来九州唯一のプロ球団であった西鉄ライオンズの熱狂的なフアンであった。
昭和30年代のはじめ進学のため上京したが、昭和33年後楽園球場で巨人対西鉄の日本シリーズの最終戦が行われ、西鉄が優勝を決めたことがある。
アルバイトで学費を稼ぐ貧乏学生だった私だが、なんとか工面して後楽園までこの試合の応援に駆けつけた。
このシリーズでは最初は巨人が3連勝し、西鉄は絶体絶命の窮地に立たされていた。
その後、三原脩監督の「三原マジック」と言われる見事な采配で奇跡の4連勝を果たした。
MVPに選ばれた「神様、仏様、稲尾様」の流行語を生んだ稲尾和久投手は7戦中6戦に登板し、なんと後半戦で26イニングを無失点に抑える偉業を成し遂げた。
目をつむれば、いまでも一番高倉、二番仰木、三番豊田、四番中西、五番大下たちの勇姿がゾクゾクと身震いする程の感動をともなって浮かび上がってくる。
これでなんと西鉄は日本シリーズで3連覇を果たし、九州ここにありとばかりローカル球団の意地を世に示してくれ、在京の九州男児の意気をいやが上にも盛り上げてくれたもであった。

そのご大手企業に就職をした私は、全国津々浦々を転勤する定めとなった。
転勤は苦ではなかったが、残念なことに転勤先ではまったく放映されない西鉄ライオンズの試合のおかげで西鉄とは段々縁が薄くなっていった。
反対に観たくなくても、野球放送といえば読売巨人軍がかかわる試合しか見られない環境に身を置くことになってしまったのである。
去る者は日々に疎しではないが、いつの間にか一目逢うことすら叶わなくなった西鉄ライオンズはいつの間にか遠~い存在となってしまった。その上に、やがて球団そのものも消えて無くなってしまい、もはや手許には巨人軍しか残っていなかったのである。
だから生粋の巨人フアンというわけにはいかないが、やがて半世紀に及ぶという長い堂々たるファン歴だけは誇れると自負している。

ところがリタイヤして九州に住むようになって、またあの悲哀を味わうことになったのである。
ここ博多では、ソフトバンクホークスの実況放送が第一で、読売巨人軍の野球放送は二の次に回されるのである。特にアナログ放送で受信していた頃は、このひどい差別に何度涙したことか。

BSデジタル放送のおかげで、この差別はだいぶ解消されたと安心していたら、今回のセ・リーグの ファーストステージがどの局からも無視されて、またもやこの差別に怒りがだんだん心頭に発してきていた。そこへたまたま運悪く契約期限が切れる毎日新聞販売店から購読の継続を依頼に来た。
「私は読売巨人軍のフアンなんですが、お宅の新聞ではソフトバンクの試合はデカデカと書くくせに、読売巨人軍がべた記事の扱いではあまりにお粗末です。あれ?きのう巨人軍の試合はなかったのかと思ったことが何度もありますよ。毎日新聞を読む人に巨人フアンはいないとでも思っているのですか」と、またまた言わないでもいい嫌味を言ってしまった。

実は地元の新聞も読売以外の中央紙の地方版も扱いはほぼ同じであるし、地元のテレビもほぼ同じ扱いである。 まるで巨人は憎まれっ子である。
しかし憎まれっ子世にはばかると言うから、今回は存分にその実力を発揮してファイナルステージで中日を破り、その勢いで日本シリーズでも優勝し、この一年間、地元のメディアから受けた差別で、悲嘆にくれた地方の巨人ファンの口惜しい思い払拭してくれて、来年こそは「巨人ならでは夜の明けぬ国」を是非とも再現して貰いたいものである。





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Last updated  2010.10.18 16:03:14
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