カテゴリ:ヘッドホン
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・・・PIPOPIPAPIPOPOPI・・・ 曲:Telephone Line アルバム:New World Record アーティスト:Electric Light Orchestra 情報:AAC256 ; HD60GD9 印象的なSEで始まるこの曲、美しいイントロから、アナログ音声回線を通したようなローファイで煙ったいヴォーカルが始まり、その煙が徐々に晴れていくという。 あまりに懐かしく、きちんとした音で聴いたこともないないことからつい買ってしまった。 Telephone Line は、ダイヤトーン・ポップスベストテン(FM番組です)で、Undercover Angel あたりと接戦をしていた憶えがある。 Rock'N Roll が「品のないサルの音楽」とオバサン達に罵倒されながらも、前進的/進化的アプローチを続けながら美しいポップソングとして成り立って行った、そんな時代の佳曲だ。 特にこの ELO は、元々ライブコンサートでステージにチェロやらバイオリンやらを持ち込むスタイルだった人達で、非常に厚い音作りが特徴だった。 Queenが同時期にオーヴァー・ダビングのやり過ぎで楽曲の音質を落としていた(当時はアナログのマルチトラック録音)が、それに近い、どうもシャキッとしない、良い音で再生しづらいバンドとしての記憶もある。 B&W P5 ヘッドフォン [5%OFf] (premium vintage) 閑話休題的だが、ここ1年ほど、ATH-ES10 と Klipsch Image X5 をメインにモバイル環境は乗り切ってきた。 それで不満は無かったのである。 でも、私は薄々判っていたのである。 不満がない日常は不満を呼ぶのである! で、 海外の友人に買ってきてもらってしまいました。。 当然、私のポリシーの価格範囲(Yen)で購入できる状況だったのも大きいけれど。。 けっこう周辺整理もしたし良いかと。。(自己弁護) なんにせよ、B&W P5 である。 そんなに聞き込んでいないが、ES10 と甲乙付け難い、それだけでもたいしたものである。 そして、Telephone Line のトラックでは、明らかにES10よりも魅力的な音楽を奏でる。 フェードイン~イントロのピアノ~ソロ歌唱~厚いストリングスバッキング~厚いコーラス ほぼ満点だと思う。 Jeff Lynne は煙の向こうから完全にその姿を現し血の通ったヴォーカルを聴かせる。 ただ、ES10 が悪いはずも無く、 ・聴感上のS/N感 ・SEやヴォーカルの艶の乗り方 ・ヴォーカルの定位 といったところでの差に感じる。 特に ES10 では、冒頭のローファイなヴォーカルの再生が良くなく差が出てしまう。 逆にドラムスやオケの低音部で畳み掛ける演奏部分の迫力は ES10 が上と思う。 音質云々、というよりは好みの領域なことは間違いない。 でも結局、そのあたりがリスナーにとって大事なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.24 22:35:29
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