1968年製のES-335TDの中古品・ ヴィンテージギターです。まさに見事というばかりです。今の335とは違います
GIBSON社がアコースティック・ギターにピックアップを載せ、エレクトリック・スパニッシュ(ES)シリーズが世にお目見えしたのが1936年。その後さまざまなスタイルのESモデルが登場した後、1958年にシンラインボディ、ダブル・カッタウェイのモデルとして登場したのがES-335です。エレクトリックとアコースティックの中間に位置しながらも数々の名演奏や著名ミュージシャンに愛され続け独自のスタイルを確立、ロングセラーを続けるモデルでもあります。
ES-335も他のギターと同じ様に、その長い歴史の中では音楽シーンに合わせ、また演奏スタイルに合わせ何回かマイナーチェンジが行われました。こちらのES335は1968年製となりますが、外観の大きな特徴としては、60年代半ばから標準仕様となっているトラピーズ・テールピース。 ネック材は60年代後半特有なMAHOGANY 1P。 ピックアップはPAFの後を受け、定評のあるナンバード・ハムバッカー。クロームカバーが外されていませんので未確認ですが、いわゆる "Tバッカー"と見てよさそうです。 こちらのギター、現在ブリッジ・コマはピッキング時のレスポンス向上のため金属製のものになっております。ネックはストレートでトラスロッドもまだ余裕あり、フレットもリフレットが施され良好なコンディションです。 マホガニー時期の335はやはり60年代の面影濃く、ROCKやブルーズにGOODなサウンドを奏でてくれます。