テーマ:クラシックカメラ天国(140)
カテゴリ:カメラ
初めて本格的に使用したカメラは「ニコンF アイレベル」
今僕が持っている「ニコンF アイレベルと交換レンズ」 僕がカメラを使用した歴史をそれなりに語って見たいと思います。僕が初めて使用したカメラはオリンパスペンのコンパクトカメラでした。これは母親のもので、本格的に使用したのは、僕が中学校の写真部に加入した時で、母親にせがんで買ってもらった「ニコンF アイレベル」です。 ニコンFといえば、その頃、カメラをやる人にとってはちょっとあこがれのカメラでした。写真部の先輩がニコンFを買って、いろいろ触らせてもらって、良いカメラだとわかって、購入しました。 購入したカメラは、1971年で「ニコンF アイレベル」といって、露出計はついていないものでした。露出は別途専用の露出計を使った方が良いという先輩のアドバイスと、通常に撮影するのであれば、自分の経験を生かして、マニュアルで、独自に決めるようにという教えがありました。 中学・高校時代の6年間は写真部に所属して、「ニコンF アイレベル」で撮影して、その撮影したフィルムを暗室で自分で現像して、印画紙に焼き付けるという作業をしていました。ある意味で「暗い」クラブ活動に参加していたというのは一つの笑い話になっています。 当時一緒に活動していたメンバーもFacebookで再会しました。 最初に使ったのは、ニッコール・28mm、F3.5の広角レンズです。
ニッコール・28mm、F3.5の広角レンズ 広角を選んだ理由は、標準の50mmだとありふれた写真になりがちだということと、28mmは意外と使いやすいということでした。僕も使いやすいと思っています。 このカメラは中学・高校のクラブ活動で使う他、様々な場面で使用したと思います。その後の大学生活はもちろんのことその後、就職してからも「ニコンF アイレベル」は本当に活躍しました。 私立中学校の写真部の顧問を担当して、ニッコール・105mmの望遠レンズを使うようになりました。
ニッコール・105mm、F2.5の望遠レンズ 最初に就職したところは、1980年の私立の中学校でした。社会科の教員として就職したのですが、ワンダーフォーゲル部の顧問として山岳写真をいろいろ撮影しました。それとメインで顧問をしていたのが、写真部です。写真を教える一つの仕事をいただいた感じで、僕自身が体験した中学・高校時代の暗室技術を教えていったのと、撮影の場面での指導でした。 撮影会と題して、当時住んでいた横浜の町をあちこち教えいた生徒達とカメラを持って歩き回りました。当時教えていた教え子とFacebookでも繋がっています。そのときに、もう一人の顧問の同僚に、教えてきたサービスだとして、ニッコール・105mm F2,5の望遠レンズを買っていただきました。1982年頃だったと思います。標準レンズの倍の焦点距離である105mmがよいという結果になったのです。 本格的なデジカメ一眼レフの登場までは、「ニコンF アイレベル」は大活躍
ニコンF アイレベルと併用して使っていたコンパクトデジカメ デジカメが登場してからもしばらくはコンパクトデジカメをニコンF アイレベルと併用して使っていました。その後、「ニコンF アイレベル」は、買える値段で登場したデジタルカメラの登場する2001年まで大活躍しました。 「ニコンF アイレベル」は今でも大事に持っています。2005年に北海道・小清水町に移住しても、ほとんど使われることもなく、自宅の一種の飾り物になってしまったように思いますが、僕の使ったカメラの歴史を辿るものとして売る気持ちはなく、ずっと持っていたいと思っています。 「ニコンF アイレベル」は今でも楽天等で販売されています。僕が調べた楽天では「ニコンF アイレベル」が販売されていました。もちろん中古ですが・・・ ボディー本体はだいたい20,000~40,000円で販売されていました。 その一例を紹介しておきたいと思います。 【中古】Nikon F アイレベル ボディ シルバー 【フィルムカメラ】【中古】 Nikon Ai Nikkor 28mm F3.5 交換レンズ【中古】Nikon Ai NIKKOR 105mm F2.5次回は、デジカメが登場してから僕の写真撮影はどう変わったかに焦点をあてたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月18日 16時25分57秒
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