アクロバティック 白鳥の湖
夏場は暑いところに行かないようにしていたのですが、こんな真夏にわざわざ東京まで行ってしまいました。目的はこれ。ちょっと費用は嵩みましたが、結婚記念日が近いので大奮発です。アクロバティック 白鳥の湖「アクロバティック 白鳥の湖」は、その名の通り、みなさんがご存知の、バレエの「白鳥の湖」です。これだけだったら、特に自分の興味はひかなかったのですが、問題はその前についている「アクロバティック」のほう。演じているのが中国の雑技団の方たちなのです。単なる曲芸であれば、これまた興味の対象から外れるのですが、今回札幌から足を運んだのは、バレエと曲芸の両者がうまく融合している(らしい)と感じたから。その融合の結果、どんなことになるかと言うと、白鳥が空中を舞うシーンでは、直立した王子の頭の上で白鳥がポーズを取ったりするんですな!普通のバレエだと「床の上にいるけど、本当は空を飛んでいるシーンなんだ」と想像力を働かせる必要があるんですが、「アクロバティック 白鳥の湖」ではシーンが見たそのまま理解できます。白鳥の群れが水面を漂うシーンではローラースケートを使って静かに滑らかに移動しますし、蛇の役は軟体人間が演じていて、本当に蛇のよう。人の入れ替わりや変化の部分には魔術(奇術?)も使われています。中国雑技ならではの動作が、うまく表現に生かされていると感じました。そして、素晴らしいのは、表現に雑技が使われていることだけではなく、美しさも兼ね備えていることです。上の写真のシーンや、前記の頭上に立つシーンだけではなく、さまざまなシーンで人の動きの組み合わせによる美しさを感じました。決してキワモノではなく、芸術作品として十分評価できると思います。「すごい、楽しい、美しい」この3つの言葉が、今回の舞台を表していると思います。見ていない人にはぜひ見ていただきたいです。ここで、ちょっと長めのダイジェスト映像を見ることができます。まずは、この映像を見て驚いてください。なお、米米クラブが好きな人には強くお奨めします。僕には悪役の王がジェームズ小野田、主役の王子がカールスモーキー石井に見えてしまいました。今日 気になったものGBA リズム天国今回の移動中にずっとやっていたんですが、おもしろい!操作は基本的にボタンが一つ、一番多い時でも三つ。リズムに合わせて押すだけの、ある意味単純なゲームです。ゲームの内容が単調かと思いきや、さまざまな種類のゲームがあって、かなり楽しめます。遊んでいる感覚は、ゲームをしている時よりも、エアロビクスに近かったですね。自然に体が動いてしまいます。bit generationsシリーズも面白かったし、今年はゲームボーイアドバンス用ソフトのあたり年ですね。