カテゴリ:音楽
今日、NHKで『歌伝説 テレサ・テン ~アジアが生んだ歌姫』って番組を放送してた。
テレサ・テン。 1995年5月8日永眠。享年42歳。 親の世代ですね。 うちの親もファンで、私が物心つく前から、気が付けばかかっていました。 「ウォーアイニー(我愛イ尓)」という、135のカバー曲が一番好きでした。 その次が「時の流れに身をまかせ」と「つぐない」かな。 この「ウォーアイニー(我愛イ尓)」が、135のファンになったきっかけです。 奇しくも、曲名が分かったのも、1995年でした。 不思議ですね。 タイムラグがあって、私は1995年に曲名を知ったんです。 友人が聴かせてくれたものでした。 その友人とは、今でも変わることなく交流があります。 135の曲は大好きですが、この曲だけは、テレサ・テンの声がいい。 テレサ・テンは、広東語・北京語・英語・日本語を話せたそうです。 『アジアの歌姫』。 昨今、”歌姫”と呼ばれる人は色々居るけれど、 『歌姫』とぱっと言われて、私が思い出すのは、やはりテレサ・テンですね。 親の世代だけれど。 美しいあの声は、時代をも超えるのかもしれません。 以前、ある人と、 「時代を超える名曲って、どんなのだろう?」って話した事があります。 その時、私も彼も、好きな曲を思い出すまま挙げていたのだけれど、 ふと、「その世代が皆死んで、それでも残っていく曲が、名曲なんじゃないかな。」 と彼が言いました。 「ベートーベンやバッハ、モーツァルトなんか、スゴイよな。 何百年も経った今でも残ってるんだから。」 そうね。 私も、「じゃあ、『赤とんぼ』や『ふる里』、『荒城の月』とかもそうね。」って。 二人で、「どんな曲が、死んだ後も残るのかなぁ」と言ったことがありました。 どんな曲が残っていくのだろう? どんな曲を残していきたいだろう? 今日も聴きながら考えていました。 世代を超えて、時代を超えて。 音か、光か。 もしも選べと言われたならば、私は音を選ぶでしょう。 どちらも大切なことに、変わりはないけれど。 音楽は私にとって、羊水のようなもの。 世界を満たしてくれる、なくてはならないもの。 きっと、世代がうつっても、世界が変わっても、音楽は無くならないでしょう。 羊水に包まれて心臓の音を聞くこの時代が、終わるまでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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