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June 21, 2024
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カテゴリ:格闘技・筋トレ


はじめに


今日は心肺機能を向上させるための「VO2 max(最大酸素摂取量)」についてお話しします。VO2 maxを高めることで、持久力がアップし、運動パフォーマンスが向上します。さらに、心拍数のゾーン、アフターバーン効果、高強度インターバルトレーニング(HIIT)やテンポランニングについても紹介します。


心肺機能が向上するとどうなるの?


心肺機能が向上すると、私たちの体は運動中により効率よく酸素を使えるようになります。具体的には以下のような効果が得られます:



    1. 運動耐久力の向上: 長時間の運動が楽になります。

    1. 疲労回復の速度が速くなる: 運動後の回復が早くなり、次の運動にスムーズに移行できます。

    1. 日常生活の活動が楽になる: 階段の上り下りや重い物を持つなどの日常的な活動が楽になります。

    1. 心臓病や高血圧のリスク低減: 健康な心肺機能は、心臓病や高血圧などのリスクを減らします。

    1. 全身の酸素供給の効率向上: 酸素を効率よく全身に供給できるようになります。


心拍数ゾーンとは?


心拍数ゾーンは、運動の強度を調整するための基準として用いられます。最大心拍数(220 - 年齢)を基に、5つのゾーンに分けられます。


例として、47歳の自分なら最大心拍数(MHR)は173 bpm(ビート・パー・ミニッツ)となります。



    1. ゾーン1(50-60%): 非常に軽い運動。ウォームアップやクールダウンに適しています。

        • 心拍数: 87 - 103 bpm



    1. ゾーン2(60-70%): 軽い運動。脂肪燃焼に効果的。

        • 心拍数: 104 - 121 bpm



    1. ゾーン3(70-80%): 中程度の運動。持久力の向上に適しています。

        • 心拍数: 122 - 138 bpm



    1. ゾーン4(80-90%): 高強度の運動。心肺機能と無酸素能力の向上に効果的。

        • 心拍数: 139 - 155 bpm



    1. ゾーン5(90-100%): 最大限の努力。スプリントやHIITなど、短時間の高強度運動に使用。

        • 心拍数: 156 - 173 bpm




高強度インターバルトレーニング(HIIT)とは?


HIITは、短期間の高強度運動と休息を交互に行うトレーニング方法です。例えば、30秒間全力でスプリントを行い、その後1分間ゆっくりと歩くといったサイクルを繰り返します。


効果:



    1. 効率的なカロリー消費: 短時間で多くのカロリーを消費できます。

    1. 心肺機能の向上: 短時間で心肺機能を劇的に向上させます。

    1. 代謝の活性化: 運動後もカロリー消費が続く「アフターバーン効果」が得られます。

    1. 筋力と持久力の向上: 筋力と持久力を同時に向上させます。




    アフターバーン効果


    アフターバーン効果(Afterburn Effect)は、運動後も引き続きエネルギー消費が高まる現象を指します。これは、運動中に消費したエネルギーを補填し、体を安静時の状態に戻すために、体が追加のエネルギーを消費することによって起こります。この効果は、「運動後酸素消費量過剰」(EPOC: Excess Post-exercise Oxygen Consumption)とも呼ばれます。


    メカニズム


    アフターバーン効果は、主に以下のプロセスを通じて起こります:



      1. 乳酸の除去: 高強度の運動中に生成された乳酸を処理するために、酸素が必要になります。

      1. 体温の低下: 運動中に上昇した体温を元に戻すためにエネルギーが使われます。

      1. ホルモンの調節: アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンのレベルを調整するためにエネルギーが使われます。

      1. 筋グリコーゲンの補充: 筋肉に蓄えられたグリコーゲンを補充するためにエネルギーが必要です。

      1. 呼吸および心拍数の回復: 運動中に増加した呼吸と心拍数を正常に戻すために酸素が必要です。


    効果



      • カロリー消費の増加: 運動後も数時間から24時間にわたり、通常より多くのカロリーが消費される。

      • 脂肪燃焼の促進: 特に高強度のインターバルトレーニング(HIIT)やウェイトトレーニングは、EPOCの影響を受けやすく、脂肪燃焼が促進される。



    テンポランニングとは?


    テンポランニング(Tempo Running)は、乳酸閾値(LT)付近のペースで一定時間走るトレーニング方法です。乳酸閾値は、体が運動中に生成する乳酸の量と処理する量がほぼ等しくなる点であり、この閾値を超えると乳酸が蓄積し始め、筋肉疲労が増加します。


    テンポランニングの目的と効果



      1. 持久力の向上: 乳酸閾値を上げることで、より高いペースでのランニングを長時間持続できるようになります。

      1. 効率的なエネルギー利用: エネルギーを効率よく利用できるようになり、長距離ランニングやレースのパフォーマンスが向上します。

      1. 心肺機能の強化: 心肺機能が向上し、全体的な運動パフォーマンスが改善されます。

      1. メンタルタフネスの向上: 持続的な高強度運動に耐える精神力が鍛えられます。


    テンポランニングの方法



      1. ウォームアップ: 10-15分の軽いジョギングや動的ストレッチ。

      1. テンポラン: 20-30分間、乳酸閾値ペースで走ります(通常は5Kレースペースより約20-30秒遅いペース)。

      1. クールダウン: 10-15分の軽いジョギングや静的ストレッチ。


    テンポランニングの頻度


    週に1回から2回程度行うのが理想的です。他のトレーニング(持久力ラン、スピードワーク、休息日など)とのバランスを取りながら実施しましょう。


    まとめ


    VO2 maxを向上させるためには、心肺機能を強化し、体が酸素をより効率的に利用できるようにするトレーニングが必要です。高強度インターバルトレーニング(HIIT)やテンポランニングなど、さまざまな方法を組み合わせてトレーニングを行うことで、効果的にVO2 maxを向上させることができます。これらのトレーニングを取り入れて、健康で持久力のある体を手に入れましょう!



    なぜ今回こんな話になったかというと、スマートウォッチのFitbitを買ってみたからです。
    これで睡眠や運動のデータを見てみるのが面白い。

    Fitbit Inspire 3,Midnight Zen/Black FRCJK





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    最終更新日  June 21, 2024 05:30:08 PM
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