なんだかわからないけど
12月2日(木)の日記です。なんだかわからないけど、「高速土日1000円」の制度が来年3月で終了して、新たに「高速毎日普通車2000円・軽自動車1000円」がスタートするらしい。参院選挙で民主党が負けて、高速道路料金見直しの法案が通る見込みが無くなって、この12月3日に廃案になるらしいが、でもなぜかバイクだったら毎日1000円になるらしい。平日休みの人間にとって、うれしい知らせになりました。ただ、その料金改定は4月には間に合わず、夏ごろまでずれ込むらしい。でも夏休みには間に合いそうなので、お楽しみの、夏休みツーリングは曜日を気にせずプランを立てられそうです。やったね!さて、昨日(12月2日)休みだったので・・・そして、とてもいい天気だったので、ぶらーっとプチツーに行ってきました。出発はお昼12時。行き先は福井・勝山方面。とは言うものの、12時出発なので、まず御飯を食べましょう。外食産業顧客満足度No.1のスシローで寿司を食べてから、国道157号を南下します。気温も上昇し、鶴来の道路温度計は19度。もう少し行った吉野では20度を指していた。スシローでお茶を飲みすぎたため、早くもトイレ休憩。タンポポが綿毛を膨らませていました。春ですね。・・・って感じです。サザンカ(・・?)が花を付けていました。標高700mほどの谷峠まで来ると、路肩に積雪が・・・今年の谷峠、走り納めですね・・。今回のツーリングの目的地は、三角点です。去年「剱岳 点の記」という映画を見てから、測量の基となる三角点に興味を持ち、また、この映画の主人公浅野忠信が演じる「柴崎芳太郎氏」が設置した三角点が近くにあるということなので、実際に見に行ってみることにした。国道157号の勝山市街に入ろうとするところに、御立山という小高い山があります。この山の頂上に三等三角点があります。その昔この山に城があったそうです。小さい山ながらも、登山道があります。入り口から640mで頂上!小さい山でも、急な上りで息が切れます。登山道には地元の小学生が作った、かわいい案内看板が至る所に掲げてあります。頂上までの距離や「がんばれ!」など励ましのメッセージがデザインされていました。励みになります。頂上到着です。足がガクガクです。ありました。三等三角点。国土地理院の「三角点点の記」によると、明治39年7月24日設置となっています。九頭竜川流域を見渡せる地点でした。「三等」を「等三」と右から書いてあって、縦書きに「三角点」と書いてありました。結構疲れましたが、まだ陽が高いので福井市へ移動です。ふつうなら、谷峠を楽しんで帰るのですが、路側帯の雪と雪解けの水が道路全体に伸びていてウェットなので、8号経由で帰ります。ついでに、たらたら走る国道416号をパスするルートを見つけに行きました。九頭竜川の反対側に、良さそうなルートを発見しましたが、途中で融雪装置の作動点検に遭遇。これは、ずぶ濡れになってしまいました。気温が高かったからいいようなものの、低かったら凍えるぞ。カッパ持って着てないし・・・結局、ずぶ濡れになって通りました。福井市の東山公園というところにも三等三角点があります。事前に調べたところ、柴崎氏が設置し現存と思われる三角点で、簡単に行きやすそうな三角点のはずでした。点の記によると山頂の駐車場から小高い丘の尾根沿いの道を徒歩一分となっています。しかし、まずツーリングマップルでは東山公園が表記されておらず、公園に辿り着くまでに右往左往してしまいました。やっと見つけた公園も点の記の略図どおりの尾根沿いの道が見当たらず前には進めません。公園の整備をしていたおじさんに聞いてみると解りました。この藪、よく見ると微妙に草木の低いところがあり、道の名残のようになっている。かきわけかきわけ進むと、ありました。今では、すぐそばまで道は出来ているが、当時は藪の中をかきわけながら下から登ってきたのだろうと思う。小さ標石から苦労が伝わってくるようだ。山を降りる頃には夕景になっていました。