岐阜の植木屋おくだガーデンのガーデニング庭師日記

日本人は部分から全体にいき、
西洋人は全体から部分にくる。


時間が無いのに、若い衆がいつまでも一本のシマトネリコを剪定しているのを、
「トータルの時間を考えて」と注意しながら、そんなことを思い出した。
日本人的だなと。


西洋の建築は空から見て、シンメトリーに割り振って設計図を描く。
江戸時代は床の間の柱の棚の引き戸の金具から作り始めて行く。
ひと部屋作って、さて次はどうするの繰り返し。


宮崎駿はストーリーが決まる前に主人公の服とか髪型を考えるらしい。

ウチの家族計画も。長女だったので、次は男かで、女の子が欲しいと思ったら
男で、今度こそと思ったら、また男。。。で四人。



庭づくりも同じ。


若い衆に注意しながら、部分にこだわるのは日本人だからなあ、と。
全体を見るのはじぶんの仕事だからやっているだけ。



今日の“四字熟語“は日本人的とする。


日本人に大事なことは「いま」と「ここ」二つの言葉だ、と何かで読んだが、
そうかもしれない。



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新しくサイトを作る時にInstagramを組み込みたいなと。
理想は庭を作らせていただいたお客様が、庭の暮らしを切り取って投稿してくれると
ありがたい。




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