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テーマ:英語のお勉強日記(8033)
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読書中の "In A Dry Season"は事件の起きた場所がヨークシャー。
昔存在していた村が洪水で水に沈み、今は貯水池になっている。ある夏の暑い日、その貯水池の水位が極度に下がり、水に沈んだ家々の屋根などが所々に現れている。そんなところから白骨が見つかるという筋書きなのだが……。 今のところ、とてもいい感じで読み進めている本書だけれど、果たして村が水に沈み、水位が下がって昔存在した家々の上部が現れるなんてことがあるんだろうかということが唯一気になっていた。 ちょうどNOVAにヨークシャー出身のインストラクターがいるので聞いてみた。すると、「そういうことは実際あるんだ」という答えが返ってきた。 このインストラクターが子供のころ、貯水池のそばに親戚が住んでいて、よく遊びにいったのだそうだ。すると、ある夏のとても暑い年、降水量も少ないものだから貯水池の水位がものすごく下がったんだって。 するとね、何か弓形のものが現れたんだそう。「アレは何?」と大人に聞くと、「あそこには村が沈んでいるんだ。あれは川に架けた橋だよ」と言われたそう。 ヨークシャーではこういうことがたくさんあるのかどうかは分からないけれど、確かにこういう事実は存在していて、作者のロビンソンはそれを下地にしたんだなーと納得しました。 それを知ってよけい本書の事件や、第2次世界大戦下、ドイツに空襲されているイギリス(ヨークシャー)での登場人物たちの日常生活が現実味を帯びて感じられるようになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.12 10:29:28
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