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Jun 26, 2008
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一冊の本で心が豊かになることもある

しょんぼり気がつけば、デスクの上は仕事の山。ここ数日、仕事に追われ、若干、パニック状態。そんなとき、私のデスクに一冊の本が置かれていました。それは、「心のボタン」(東君平著、サンリオ)です。本を読んでいるヒマなどありません。が、文字の少ないポエムのような一冊でした。読み始めて、私は気がつきました。
 私の心のボタンの糸がゆるんで取れそうなことに.....。びっくり


【おわび】

 昨日から仕事に追われ、ブログ仲間の皆さんからいただいたコメントにお返事が、まだ書けていません。訪問も出来ていません。でも、今晩、仕事から戻ってきたら、お返事やご訪問します。それまで、少し待っていてくださいね。


「心のボタン」(東君平著、サンリオ)

 表紙を見ているだけで

 私は、心が癒されました。

 この本の作者は、東君平(ひがし・くんぺい)さんです。

 ご存知ですか?
(私は、昨日まで知りませんでした....)

 神戸市出身の絵本作家、童話作家だそうです。

 本には次のようなプロフイールが載っていました。

【1940年1月9日 、神戸に生まれる。16歳で家を出、写真屋につとめながら、絵を勉強する。22歳の時「漫画読本」(文藝春秋)でデビュー。翌年結婚し、渡米。6ヶ月のニューヨーク生活を経て、帰国後、絵本や童話などの創作活動に入る。86年12月3日肺炎のため急逝。絵本・童話など遺された著書は多数にのぼる。中でも、毎日新聞の「おはようどうわ」、詩とメルヘンの「くんぺい魔法ばなし」の連載はどちらも長期にわたり、数多くの人に愛読されることになった。

 「心のボタン」の本のカバーに入っていた一文にまず、惹かれました。

 いつか遠い日

  母さんが
 
  しっかりつけた

  小さなボタン
 
  僕の心に とまっているよ

  心のボタンと よんでるよ。



 全編を通して、心に残るやさしい言葉で埋められています。

 そして、モノトーンの絵までもやさしく語りかけてきます。

 老若男女問わず、誰でもが楽しめるそんな作品です。


 そして、私の心に響いた1枚の絵

クロベエ

 クロベエという名の猫ちゃんです。

 この絵の横についていた一遍の詩に私は泣きました。
(残念ながら、著作物なので、詩の掲載は出来ません....)

 捨てられていた生後まもないクロベエが

 命を掛けてないていた
(上記の言葉は詩の一行です)

 私は、この言葉に自然と涙が出ました。

 小さな命の叫びは、作者の東さんに伝わり

 助けられることになります。
(後に、東さんが飼い主になります、よかった....)

 「心のボタン」に収められている作品の一つ一つ

 言葉の一つ一つが、私の心を揺さぶりました。


 そして、私は大切なことに気がつきました。


私の心のボタンの糸のゆるみに.....



 ・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。:'・.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.


 誰が私の机に、この本をおいたか今もわかりません。

 というより、みんなも仕事が忙しく、

 仕事の手を止めさせて聞くことは昨日、できませんでした。

 でも、うれしかったのは、

 そんな状態の中で、パニクっている私に

 この本をおいてくれた人がいるということです。


 やさしさに感謝です!

 一冊の本のおかげで、

 何かを得ました。

 家人、仲間、すべての人に今日はいいたいですね。


ありがとうございます!


※ このブログは,女性のためのネットマガジン『エルバイエル』でも紹介されています。






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Last updated  Jun 26, 2008 07:59:47 AM


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