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デジタルクリエイター 時々 心理カウンセラー水咲の『目指せ! 隠居生活』

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September 17, 2021
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カテゴリ:病気の話
皆さん、こんにちは!
O&Mラボラトリーの水咲です。

本日もお忙しい中、足をお運びくださり誠に有難うございます!
ゆるゆる~な感じのブログではございますが、宜しければ、のんびりしてってくださいね。


※今回は、いつもと違うスタイルでの更新です。

本日は数か月に一度の通院日。

一昨年の1月に手術をし、同年8月に抗がん剤治療を終え今に至るのですが、抗がん剤治療終了後、3年間、再発が無ければ一応の完治となる、と、担当医からは告げられております。

今回で丸2年となる検診。

残り1年。

ただ再発しないのを目標にするのではなく、生活の質向上を更に目指す1年でありたいです。


そもそも、ストレスフリーな生活を送りたいと思うようになったきっかけは、間違いなく、病気が原因です。

実は、手術を受けたのは今回が2回目。

前回は内視鏡手術で病巣のみを摘出する、2~3時間で終わる程度のものでした。

それから約10年の月日が流れ……同じ病気が再発しまして。

この病気界隈では、結構、あるあるな話なので、そこまで深く考えてはおらず、通院しながら治療を続けておりました。5年くらいだったでしょうか。

なかなか治らないまでも、病巣が手術するほどの大きさになってなかったので、安心してたんです。

そんなある日、体に違和感を覚える出来事が発生しました。

その頃、2年間勤めていた派遣先の会社に直雇用の内定をもらいまして、やっと定職につけるなー……なんて思っていたら、土壇場になってキャンセルされてしまうという事態に。

青天の霹靂、目の前、真っ暗。

その話を上司から告げられた瞬間……病巣部分がグニャグニャと波打ちながら、凄いスピードで膨らんでいくのを感じたんですよ。

明らかな異変に、嫌な予感がしたのを今でも鮮明に覚えています。

次の通院日にエコーで確認すると、目まぐるしいスピードで病巣が大きくなっていることが判明。

そりゃそうですよね、自分で分かるくらいですから。

で、そこの病院では手に負えないレベルであると言い渡され、手術前提で転院を余儀なくされ、数か月後、手術するに至ったわけですが、前回とは異なり、スパッと縦一文字の開腹手術となりまして、延べ8時間ほどかかったとのことです。

一般企業のサラリーマンやOLの一日の勤務時間と同じくらいお腹開いてたわけですね。

手術を担当してくれた皆様には、本当に感謝です。

臓器を摘出し、所属リンパ節、大網という腹膜の一部を切除という状態にまで陥れたのは、紛れもない、あの時の急激なストレスが原因だと、今でも思っています。

急転直下な出来事は、今も、トラウマが残るほどですからね。

しかも、その後、再び、直雇用になることが決まったのですが、またしても土壇場でキャンセルに。

結局、そこで3年の契約期間が終了し、その会社を後にしました。

2回目のキャンセルを言い渡された時は、まだ、抗がん剤治療中で、もはや、ショックとか、そういう感情より、

この禿げ頭で、次の職、どうやって探せってんだよ……

と言うことだけが、頭の中をめぐっておりました。

日本は、まだまだ見た目にこだわる所が多いですから。

カツラを余儀なくされるのも仕方がないとは思います。

でもね、THE カツラではない、ナチュラルなものって、作るのに時間がかかるし、お値段も結構張るんですよ。

病気抱えて、仕事辞めなくちゃならない人間に、そんなもん作れる余裕などあるわけがない。

なので、私はケア帽一択で乗り切りました。

逆に、それが駄目な会社では働きたくないとも思っていたので。


今は、通院で抗がん剤治療をしている人が多いと聞きます。
だから、受け入れ側も考え方を見直してもらいたいと切実に思うのです。

実際、次の職に就くまで、ケア帽であったり、月に一度の検診で休みが欲しいと言った条件がネックとなり、それを理由に面接に落ちまくりましたから(笑)。

見た目がね、どうしても不健康っぽく見えがちですが、治療自体は終わってたので、あとは毛が生えてくるのを待つだけだったとしても、社会はなかなか冷たいものだなと痛感しました。

別に受付嬢するわけじゃないんだから、関係ないでしょ、見た目なんて

そんなこんなで、ストレスのない生活が送りたいと強く思うようになった私。

元々、極度のめんどくさがりではありましたが、抗がん剤治療中や、治療後も、しばらくの間、体調が本調子とは言えず、家の中の掃除がすっかり滞り、常にぐちゃぐちゃ、浴室はカビや酵母菌?が元で、カラフルな壁面に変色してしまうという状況。

ここまで悪化すると、もはや漂白剤では落ちんのですよ……退去費用が恐ろしい雫

昨年、今の職場に派遣が決まり、週4勤務になってからというもの、心身共にゆとりが出てきたせいか、めんどくさがりは相変わらずなものの、以前よりはマメに動けるようになりました。

このサイクルが、今の私に合っているのかも知れません。


少なからず、人と関わり合いを持つ限り、ストレスは発生します。

ただ、発生するストレスを極力減らすことが出来れば、その分、解消もしやすいと思うんですね。

確かに、時給月給制で働いているので、勤務日数が減ってしまえば、その分、生活レベルを落とさざるを得ません。

お金がないことへのストレスが対人関係のストレス以上であれば、ガンガン働いた方が良いと思いますが、私は人間関係で悩むことの方が、お金がないことよりストレスを感じるタイプなので、今が丁度いいのだと思います。

逆に、今が丁度良過ぎて、次の派遣先はどうなってしまうんだろうか……と考えることもしばしば(笑)。

だから。

直雇用がキャンセルされたのも、癌になって手術したことも、抗がん剤治療の副作用から偏見を持たれたことも、今となっては、この穏やかな生活を手に入れるために必要な、荒療治だったのかも知れない、と思うことにしています。

それくらいの事態に陥らないと、私の場合、永遠に汚部屋を汚部屋とも思わず暮らしていたに違いありません。

こればかりは個人の価値観なので、それが駄目と言い切れるものではありませんが、体感値として、汚部屋で暮らすと余計な手間や不必要な選択肢ばかりに追われて、本当に大切な選択が出来ない可能性があると考えています。

人生が滞る一要因が、仮にそこにあるのだとしたら、汚部屋って何の役に立つのでしょうか?

まだまだ、ごちゃつきが隠せない、我がラボラトリーですが、スッキリした研究所目指して、これからも亀の歩みながらも、リバウンドしない自分なりのお片付け方法を模索しつつ、暮らしのQOL向上に勤しんで参りたいと思います。

ここまでの長文にお付き合い下さり有難うございました。

それではまた、次回更新でお会いしましょう!


……で。

いくら漂白剤をぶん撒いても落ちない、浴室の壁のカラフルな染み……それが今の最大のストレスです。





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Last updated  September 17, 2021 12:00:06 PM
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