STICKY NOTE

7月2日　21:50　オランダで書くラストブログです。

オランダでの2ヶ月、きっとあっという間だろうなと思っていたけど、本当にあっという間でした。
来た頃は英語は全然話せないし、聞き取れないし、電車もトラムもよく間違えるし、でもそんなことも楽しくて、毎日何かできるようになって、小さなことが嬉しい、そんな日々でした。
この2ヶ月でだいぶ公共交通機関を使えるようになりました。

語学スクールの友人とも仲良くなり、WhatsAppでやりとりしたり、ランチしたり、オランダに来るまでは考えられない世界でした。
レッスンは英語だけではなく、様々な文化も学ぶことができ、新たな発見ばかりでした。
私が、レッスンで一番印象的なったのは、「What is your nationality」という授業です。直訳をすればあなたの国籍はどこですか、になると思うけど、私のとらえ方は、あなたのルーツはどこの国ですか、というニュアンスがしっくりきます。
日本でこんな質問をする事は、私のコミュニティには無かったので、とても印象的な言葉でした。日本にいたら、おおよそみんな日本ですし。世界にはこの質問をして、お互いを理解しあう文化があるんだなと思いました。オランダは多くの移民を受けれて成長してきた国ということもあり、特に様々な文化を受け入れる土壌があると思います。突然の全く異なる世界での2ヶ月間。本当にかけがえのない時間でした。
久しぶりに、苗字じゃなくて、名前で過ごした、自分自身を見直す期間だったように思います。

ベトナムで生活をしてる友人から、「人生の彩がふえたね」と素敵な言葉をもらいました。
本当にその通り!！

そして、海外の人は自己主張ばかりと思っている人が多い感じがするけど、全くそんなことはありません。とても気づかいのできる沢山の友人ができました。
これまでも、本当に貴重な経験と、尊敬できる上司や友人・仲間、仕事のステイクホルダーの皆さんと出会う事ができ、成長をさせてもらっています。
20代後半の時にお世話になった上司は、「挨拶・笑顔・掃除」がモットーでした。
実はオランダでその大切さを、再度感じました。Hello,How are you?を笑顔で話しかけるだけで、和やかに話が始まります、掃除はステイ先が共同生活なので、いかに大事か身に沁みました。
体力的は若ければ若い方が、体は動くけど、今だから感じる事が沢山あったように思います。

沢山の人に応援していただいて、無事にオランダ生活をまとめる事が出来そうです。みなさんからの応援、本当に嬉しかったです。
この機会をサポートしてくれた、高校時代の友人、そしてオランダ留学.COＭのＨさん、心配してラインをくれる友人、ＦＢで応援コメントくださった皆さん、本当にありがとうございました。

オランダ、また来たいです。一人で来れる海外がある。貴重な場所だと思います。

まだまとめきれていないこともあるので、日本に戻って追ってまとめたいと思います。
ただ帰る前に、今の気持ちのまとめです。
自分本位のまとめになってしまいましたが、どうかご容赦ください。