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桜も散り始めたというのに先週からの寒さに身が縮んでしまいますね。なかなか来ない春の陽気もいつかは必ずやってくることを思えば、この寒の戻りもしばらく我慢ができそうです。
以前よりファンであった高関さんがついにというかやっとというか、この4月より在京オケの常任指揮者となりました。これで群馬まで遠征に行く必要がなくなります(笑)。オケは東京シティフィル、しばらく宮本さんが音楽監督を務めていましたね。この比較的若いオケの常任になるということで4月11日の就任披露演奏会はとても楽しみにしていました。 東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)はシューボックス型ホールですが、高い天井に謎のピラミッドが吊るされているユニークなホールです。音響的にはデッドを予想してましたが実際はかなりよく響くようです。低音のたっぷりした響きに高音はマイルドに響いてなかなか好ましいブレンド具合です。今回は1階席で聞かせていただきました。 演目はスメタナの「我が祖国」全曲。渋い、渋すぎる選曲です。パンフのご本人の弁によれば、重要な演奏会では必ず取り上げてきたとのこと。それだけ自信を持って振れるということでしょう。 新しい指揮者への期待からか、会場もほぼ満席状態でした。比較的お年を召した方々が多かったような、でも若い学生の姿も見受けられましたよ。 舞台には所狭しとメンバーが乗っています。当然ヴァイオリンは両翼配置、ベースは上手側です。 演奏の詳細に私ごときが触れることはできませんが、たいへん明晰で要所を得た的確な指示により、表現意欲の旺盛と後半からの盛り上がりが素晴しく、終曲のラストで高らかに冒頭主題が鳴り渡るところでは思わず胸が締め付けられてしまいました。ほかのお客さんも多いに満足したようで、この新しい指揮者の門出にふさわしい万雷の拍手と熱気でした。 私も思わず定期会員になりましたよ。プログラムも意欲的で、シティフィルなかなかやるなあと思います。ティアラこうとうも行かないとなあ、今年は忙しいぞ 任期は3年らしいですが、是非長く続けてマーラー全交響曲演奏なんてやってほしいな。 まずはご就任、おめでとうございます!>高関さん 【楽天ブックスならいつでも送料無料】【輸入盤】連作交響詩 《我が祖国》 全曲 アンチェル / チェコ・フィル [ スメタナ(1824-1884) ] 我が祖国と言えばチェコフィルはあまたの名盤を生み出していますが、ここは悲劇の指揮者アンチェルで。昔のチェコフィルの響きが聞かれます。 【送料無料】 Smetana スメタナ / 『我が祖国』ほか クーベリック / ボストン交響楽団 ほか 輸入盤 【CD】 この曲の定盤。ボヘミア出身の指揮者クーベリックと小澤さんの手兵だったボストン響の機能性に優れた演奏で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月13日 20時41分34秒
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