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カテゴリ:病院にて
抗がん剤の投与を控えるあるがん患者さんの所へお話にいったところ
『先回の点滴(抗がん剤)の時は吐き気がすごくてたまらんかったよ 明日も点滴やるんだよね… すごい憂鬱だよ…』 と言われました。抗がん剤による吐き気のため、2日ほどほとんど食事が取れなかったそうです。また、適切な対策もとられていませんでした。 さっそく、医師のところへ吐き気対策の相談をしにいったところ 『えっ そうなの(患者さんから吐き気の事は聞いていなかった) ん~ ○○さん何も言ってなかたのになぁ~』 結局、今回の投与は吐き気対策を行うことで、吐き気に苦しむことはなく無事終了しました。 同じようなことは以外に多く、患者さんと医師との認識のギャップを感じることはたびたびあります。 (患者・薬剤師 や 患者・看護師 の間にももちろんありえますが…) どうしてこんな事になるのでしょうか? 自分としては [授業中におしっこにいきたいけど 言えない状態]と同じなのではと思います。 言ってしまえば楽になるのに、先生への遠慮や言いづらい雰囲気等でなかなか言う事が出来ない。そして、我慢しすぎておもらししてしまう… また、日本人の『耐えて忍ぶ = 美徳』 的な精神も医師への主張をしづらくしているのではないかと思います。 変なたとえで、よりわからなくなったと思いますが、 言いたいことは 『人間どうし。ちゃんと伝えないと伝わりませんよ!』ってことです。 おもらししてからでは遅いですよ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月06日 07時14分29秒
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