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April 5, 2006
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カテゴリ:子育て・家庭教育
茶碗のごはんつぶを最後の一つまで食べるように口酸っぱく言っていたのであるが、今日息子(もうすぐ4歳)の茶碗とふと見たらきれいにそうしていた。とても嬉しかった。

はしを使わせているのだが、最後の方は目を離した隙にスプーンを取り出して茶碗にへばりついたごはんつぶを食べていた模様。目的に応じて道具を使い分ける知恵にも嬉しくなった次第。

思えば教育とはこのような「一点突破」が基本ではないかと感じる。つまり一つのことを徹底的に指導し、そのことを完璧にやらせることによって、基本を完成させるというのが大切であろうと思う。

「しつけ」というのは「あいさつをする」「返事をする」「はきものを揃える」これができていれば人間は真っ当に育つのだ、というのは森信三先生の言。なるほどこれらがきちんとできているがぐれているという人はあるまい。

幼児教育の賛否というのが言われているが、うまくいかない「幼児教育」というのは「芯」がしっかりせず、目先のことに移り気に過ぎるのではないかとふとそう思う。教育全般見渡しても成功している教育は地道に丁寧に何か一つのこと、基本的なことを徹底させているように思う。

最後の一粒まできちんと食べさせる躾というのは、「物を大切にする」ということと「さいごまでやる」ということの刷り込みの第一歩であるように思う。口でそういうのではなく、「行動」でそれを学ばせる。効果はこちらの方がぐんと高い。言葉を論理的に解釈できる年齢ではもちろんないし、反復の方が身に刻みやすいからだ。

小学生、中学生の指導であってもこのように、身につけさせたい「基本」を、お説教(言語)ではなく「行動」に昇華し、それを「課題」として与え、徹底し、できるようにすることはとても大切だと思う。指導者の側が、自覚的にそれを持たなければならないだろう。






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Last updated  April 5, 2006 12:43:57 AM
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