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テーマ:塾の先生のページ(7644)
カテゴリ:教育
期末試験が終わり、その結果がほとんど集計できたのであるが、「ほぼ」全員が中間試験の結果よりも高い点数を取ることができたようである。上がった子で大体5教科で50点アップ、少ない子で10点くらいのチョロ上がりというところだろうか。 6月19日から開校してわずか10日間程度の指導であり、しかも中間試験よりも期末試験の方が問題も難しく、試験科目も多いことを思えば、これはよかったことだとは思う。 しかしながらまったく満足はできない。「ほぼ」全員ということは完全に全員の成績を上げきれたわけではない。そして、勉強に対する心構えを叩き込んだり、モチベーションをアップさせるような働きかけはする間が残念ながらなかった。 いくらよい授業をして「わかった」としても、「インプット」した知識を「アウトプット」するには技術が必要である。「アウトプット」の研ぎ澄ましまでをやりこむ時間もなかった。 今回の対策授業で提示したのは「重要ポイント」の提示と、「最後までていねいにやれ」という課題と「気合を入れよ」というハッパかけだけだった。 生徒を預かってたった10日で「あれもこれも」言われると生徒達は混乱する。場所(塾)が変わってやりにくくて点数が下がったということがあってはならない。だから指導ポイントを絞りに絞ったのである。 今回、入塾時期は「期末試験前」と「期末試験後」で各ご家庭、そして本人にお任せしたのであるが、全員が「試験前」に入塾してくれた。たった10日の時間しかなくとも、今まで通った塾ではなく、「進学塾SORA」の方をご信頼いただいたことは本当にありがたいことである。 この子たちをさらに飛躍させるために「夏休み」はうんと鍛えるつもりだ。妥協なしに頑張りたい。なんといっても進学塾SORAは「奈良・畝傍・郡山高校を目指す塾」なのである。そのためには定期試験は450点は取ってもらわなければと思っているのである。教える側は「こいつにはムリ」という発想はしていない。 でもいつまでも「俺にはムリ」「私にはムリ」と思っているなら、いつか本当にムリになってしまう。そこの気持ちを切り替えられるか?それは彼らの本気度と私たちの本気度による。彼らの心を動かす夏にできるよう頑張りたい。進学塾SORAは「魂をこめて教える塾。」でもあるのだ。看板にもそう書いているのだから、そうしなければ私達は「うそつき」になってしまう。頑張ろう。
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Last updated
July 7, 2006 04:13:25 PM
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