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テーマ:塾の先生のページ(7621)
カテゴリ:教育
みかみ先生のブログの中に私の名前が出てきた。 読ませていただいてとても共感する部分が多かったのだけれど 私の考えについても書いておこうと思う。 私の考えはこうだ(ちょっとみかみ先生風)
僕は大手の塾をやめた。(一人称まで真似したりして。おまけにフォントも小さくしたりして) 色々な理由があるが、大きくは二つの理由だ。 理由の一つは、塾という業界は大手には不利な条件が多すぎるということである。 資本が大きければ圧倒的な力を持てる業界もあるが、この業界はそうではない。 確かに片方では大手の寡占が続くなんてまことしやかに言われている。 けれど局地的な戦いで見ると、とても苦しい戦いをしているはずだ。 「大手」というのはパッケージが一つなので地域のニーズに非常に合わせづらいからだ。 そういうと、ウチはパッケージを複数持っているという大手の人もいるだろう。 そういう人はもっと俯瞰して物事を見ないと、1京%『死亡』だ。 いくら複数のパッケージを作っていたとしてもそれは地域のニーズにジャストミートしたものを現場で作っているわけではない。 だから選択肢が増えたところで苦しいのは変わらないのである。 小さな塾はそのエリアにびしっと合わせて、月謝から教材、授業内容を決めているのである。 いわば『骨格』の部分から「オーダーメイド」のように塾作りをしているのである。 教室長の裁量で、大手の「吊るし」のパッケージの中で戦うのは辛いはずだ。 おそらく相当に無理をしていると思う。 ただでさえ、商品が「吊るし」なのに、それでも売ろうとすれば強引な商売にならざるを得ないだろう。 確かに大手が店舗数を増やし、個人塾が潰れ、データで見ると大手の寡占化が進んでいることになっている。 でも、それはとてつもなく脆くて、いつか弾けるときが来るはずだと僕は思っている。(もうそこまで来ているはずだ。) 新規開校でもないのに、無料で講習会を開くなんていうのはマジでヤバいラインだと思う。
中でも一番辛いのは最大手ではなく、中途半端に大きい「大手塾」だろう。 そういう中途半端な大手塾が生き残るために絶対こうするべきだという方法と、絶対やってはいけない方法がある。 それは何か?
聞きたい?
僕は大手塾にいたから貴重な意見よ。
うふ。 かみえすちゃん大サービス。
中途半端な大手塾は絶対に最大手に規模で追いつくことを考えてはならない。 そんな戦略を取ってしまったら3年で破壊だ。 今の最大手塾はバブル崩壊前までに大きくなっているのである。 時代の状況から考えて、今から同じ規模になるのは、ある一手を除いて不可能だ。 その一手さえも相当に困難にはちがいない。 生き残り、発展していくならば別の手法を取るべきだ。 (時代をひっくり返すようなシステムや方法を編み出したというなら別だが)
ではその「別の手法」、つまり中途半端な大手塾が採るべき方法とは何か。
それは書かない。(ごめんね)
つづく
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Last updated
November 28, 2006 07:20:51 PM
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