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December 23, 2006
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カテゴリ:教育

今日も朝から『過去問特訓』を行っている。

朝早くに集合し、自分の受験する私立高校の入試問題の過去問をどんどん解いていく。家よりも緊張感のある状態で、しかも本番と同じように連続で解いていくことで、「スタミナ」をつけさせるのがねらいの一つだ。

生徒に『赤本(過去問)』を解けと口酸っぱく言ってもなかなか手を出さない子がいる。これは怠惰なのではない。生徒は、『赤本』を、合格できるかどうかの「占い」に使いたがる。だからもっとギリギリまで勉強して、力をつけてから取り組みたいと思っているのだ。

気持ちは分かるが、それはよくない。それでは傾向対策が間に合わない。12月になったらどんどん解いていくべきである。そう、「傾向対策」というのも『赤本(過去問)』をやるもうひとつのねらいである。

その学校の入試問題のクセや傾向を読み取っておくと、点数が取りやすくなる。同じ偏差値で過去問研究をした子としていない子では点数の出方は全然違うだろう。徹底的に傾向対策に取り組むべきだ。

塾側でこの時期にプリントや課題、宿題の類を過度に出すと、それに追われて『赤本』をやるのが遅れていく子が出てくる。この時期の塾から出す課題の量に関しては気をつけなければならない。

生徒のやらなければいけないことの総量をきちんと指導する側が把握しておかなければ、生徒はストレスが溜まり、塾で勉強することが辛くなってしまう。この時期の過度の宿題や課題は指導側の自信の無さの表れかもしれない。

時間配分や解答作成のコツ(部分点ねらいなど)など、まずは慣れて、うまく点数を取る方法を見つけてほしい。

それができたら、「やり直し」を行い、自分の弱点を見つけ、そこを補強していくことが大切だ。補強は今まで使ってきた問題集の、その単元のやり直しをしていくのがよい。新しい問題集に手を出すのは危険だ。

ラストスパートの伸びは指導する側の力量が最も顕著に出るところだろう。一人ひとりをしっかり見て、確実に伸ばし、合格へと導いていきたい。






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Last updated  December 23, 2006 09:33:17 AM
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