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テーマ:塾の先生のページ(7621)
カテゴリ:教育
新中1の英語の授業。アルファベットの発音のときに様々な練習方法を採り入れている。 まず一つ目は「一息発音法」。 日本人がアルファベットを発音すると、一文字ずつ息を区切って発音する傾向にある。「えい・びー・すぃー・でぃー・いー」というようにである。 英語の発音は、息を区切らないで発音するので、アルファベットの発音をするときも息を区切らせない練習をさせる。 一番分かりやすいのは「でぃーいー」の部分だろう。ここを生徒は大抵「でぃー・いー」というようにDとEの間で一瞬息を区切る。 それをさせずに「でぃーいー」と言わせるのである。「いー」の部分は「区切る」のではなく、改めて声を出させるのである(ここは説明が難しいな) もう一つは「アップダウンアルファベット」。 英語の方が日本語より音声の高低がかなり広い。日本語は比較的音声がフラットであるが、英語は高い音から低い音までリズミカルに動く。そんな感じをつかませるためにアルファベットを一文字ずつ交互に高く発音させ、低く発音させるのである。 低い音はできるだけ低く、低く下げきって最後だけ少し上げる。半疑問形のような発音に近いといえば分かっていただけるだろうか。 高い方の音は素っ頓狂に裏声近くまで音を高くする。 この練習を行うと明らかにアルファベットや挨拶の短文などの発音がよくなる。「発音」だけではなくて、リズムと音の高低を真似ようとするようになるからである。やはり人間はあらかじめ「脳」にある「情報」しか認識できないのである。「あれども見えず(聞こえず)」である。 あと教える側の工夫は、表情豊かにするということだろうか。眉毛を動かさせて発音をさせると、声の張りがよくなる。 「英語の発音」をきれいにさせておくと、英語が好きになる。放っておいても勉強し出す子も多い。そういった意味でも、ここはとても大切なところである。 中3の三倍くらい疲れる授業にはなるが。
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Last updated
February 10, 2007 09:27:15 PM
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