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February 16, 2007
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カテゴリ:教育
新中1の英語の授業ではアルファベットの発音とフォニックスの指導、単語の練習を行っている。

「フラッシュカード」を繰りながらアルファベットの発音をさせる。どうせ英語を習うのであれば、発音はきれいにできた方が楽しい。だから結構ここに時間をかけている。「P」音に「h」音を混ぜたり、二重母音をしっかり発音させるなど、なかなかの徹底指導であると思う。

昨日の授業とその前の授業ではアルファベットの発音テストを行った。厳しく採点したつもりであるが、ABCD評価で全員がA評価だった。重ねて言うが、私のジャッジが辛いのであるが、それでも皆がAだ。真面目に取り組んでいるのがよく分かる。

何より発音しているときの顔が皆真剣そのものだ。誰かが発音しているとき、おしゃべりをする子なんてもちろんいない。傾聴したり、発音している子に合わせて自分も口を動かし、練習していたりするのである。

新中1の生徒達はこのように皆が真面目なのである。「勉強をしっかりやらなきゃ」というオーラでいっぱいの教室になっている。四分の三が女子であるというのも理由の一つだろうが、やんちゃそうな男子も教室の空気に馴染んで真面目になっている。

教室というのはたくさんの生徒で構成されているのだが、全体で一つの生き物みたいになってしまう。クラスのキャラクターみたいなものが必ず生まれるのである。あたかも生徒達一人ひとりがLANで結ばれ、互いに影響し合う。

ダレたクラスに真面目な子が入ると、その子もダレてしまうか、あるいはそのクラスにいることを拒否して出て行ってしまうかのどちらかであるし、ダレた子が逆に真面目なクラスに入ると、段々真面目になっていくか、あるいは同じように拒否して出て行ってしまうことになる。だから、指導者のやるべきことは、教室をよい状態に保ち、少々ダレた子でもよい方へ動かし馴染ませてやることであろうと思う。

以前にも書いたが、私はこれを「教室の教育力」と呼んでいて、重要視している。「教室の教育力」をよい方向へ作用させることは、教室をコントロールする指導者の最も重要な仕事なのである。

誤解を恐れず、少々乱暴に言えば、よい「教室の教育力」さえあれば、指導者が何にもしなくても、授業すらすることなく、生徒の学力を伸ばすことだってできると思っている。生徒達が勉強していく「場作り」はとても大切なのである。

我が塾の新中1のクラスはとても短期間でそういうよい「場作り」ができつつある。もちろん油断はできないけれども、大事に育てていきたい。






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Last updated  February 16, 2007 10:46:44 AM
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