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2006/06/26
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カテゴリ:函館
上陸地森町を後にして、砂原町へ。
大鳥隊は本道、土方隊は川沿いを行く。
本来なら同じ道を歩きたいところ涙ぽろりだが、無理せずに車車でぴゅ~。

~砂原陣屋~
CIMG0559.JPG
史跡 砂原南部藩屯所跡」とある

土方隊1日目の宿陣地

この陣屋はもともと南部藩が蝦夷地警備のために宿陣したところ

幕府は安政2年(1855)仙台、秋田、南部、津軽、及松前の5藩に、蝦夷地警備の分担を命じた。
南部藩は箱館表出崎の警備を主として、恵山岬から東蝦夷地幌別まで、一帯の海岸を持場として、箱館谷地頭の北方に元陣屋をおき、砂原分屯所(南部陣屋)は、安政3年には、四軒町にあり、兵隊約50名、砂原は市中と神社脇や駒ケ岳のふもとに、小屯(見張所)を置いた。
旧砂原町四軒町に、東西37間(66.6m)南北約33間(59.4m)の方形に、周囲の土塁の高さ、約1丈(3m)である。
                              (案内板より)

陣屋は跡形もないけれど、土塁の跡は今も残っている

CIMG0555.JPG

国の指定史跡の癖に地味。
陣屋と言えど狭いなあ
ここに建物が建ってて厨があって…。と思うと感無量
猫ここに、土方さんたちがいたんだね

CIMG0557.JPG

木はうっそうと茂り、訪れる人もなく。
カラスが巣をかけているのか攻撃してくる(笑)
季節は冬で、見た景色も全然違うんだろうけど、「確かにココにいた」と言う場所は
やっぱり、特別きらきら


砂原町から函館市内に戻る途中、二股口方面へ寄り道。

~市の渡神社~

一の渡神社

国道工事で神社が合併し名前が変わってしまってるぅ~。びっくり
それでもこの場所は当時とは変わってない。ハズ。
二股口攻防戦本部。だよね。
慶応4年4月9日。奉行添役の大野右仲大島寅雄守衛新選組、衝鋒隊、伝習歩兵隊を率いて出陣。withフォルタン
同じ頃、松前は遊撃隊、木古内は大鳥が担当。

榎本さんの樹その1榎本さんの樹その2
この2本の樹は榎本軍が植えさせたと言われてるもの。ってことは、もしや土方さんが…?
何の為に?

一の渡神社
建て替えられたとはいえ、この場所に陣を張り後ろに見える二股峠で敵を追い散らかし、みんな顔が真っ黒になるまで鉄砲を撃ちまくり…。

二股口

二股川

この川から水をくみ上げ、熱くなった銃身を冷やしながら撃ちまくったのね

二股口2

23日官軍は二股を破ろうとして煙を上げ、喇叭を吹き、波が激するような声を上げて峰に上り、しきりに銃砲を放つ。
挟み撃ちにされると、我が軍が動揺する。
総督(土方さん)は山の頂を上り下りして各胸壁を戒め、
「官軍が後方を断とうとして煙を上げ喇叭を吹いて潜んで進むのは、我が軍をおそれさせ敗走させようとしているからだ。諸君は驚くな。ひくものがあれば斬る。」という。
官軍は謀事失敗したのを知りやめた。~略~

総督自ら樽酒を携えて各障壁の兵に贈り、言う。
「お前達は歩兵でありながら良く防ぎ、官軍は士官でしかも人数も多い。俺はいつも賞嘆している。お前達は何度戦ってきたか。50回は下らないだろう。(長岡の)妙見山で風雨の中戦った、昼夜に及んだ激しく長い奥羽越の三州の戦いはこれよりも大変だった。今日の戦いはお前達から見れば子供の遊びであろう。俺は恩賞を与える。しかし酔いに乗じて軍律を乱してはいけないのでいっぱいずつ与えるのみである。」
皆、嬉しそうに笑い自らを励ました

                            (島田魁日記)←激しい自己流解釈。

このエピソードにはすごく「らしさ」が出てるようで凄くスキダブルハート

だって「総督」なんだよ?
総督」が自ら樽酒持って兵士に振舞うんだよ?
しかも冗談とか言っちゃうし、戦いのときは真っ先に突っ走っちゃうし…。こういうところが他の人とはチガウんだよなぁ。kirakira

実際の胸壁のあとまで行けるんだけど、今回は行けなかったgan
次回こそ絶対行くぞ!

modoru
 susumu





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Last updated  2006/06/26 10:46:45 PM
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