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テーマ:旅のあれこれ(10085)
カテゴリ:その他
伊勢神宮
「なにごとのおはしますかは 知らねども かたじけなさに涙こぼるる」 西行法師がこの地で読んだという。 なんかね。実感します。 ナミダこぼれます。 正式名称は「神宮」 内宮は「皇大神宮(こうたいじんぐう)」 ご祭神は「天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)」 太陽神。古代エジプトではラー神ですよ。 外宮は「豊受大神宮」 ご祭神は「豊受大御神」豊饒の大地の神 天照大神のお食事を整える御饌都神(みつけがみ) 参拝の順番というのがある。 まず外宮。 そして内宮。 神宮については殆ど何も知らなかった。スミマセン。 でもせっかく行くからには少しでもきちんと知っておきたい。 知れば知るほど行きたくなった。 神様に縋りたいのかとも思ったけど、なんというか…。 う~む。なんというか…圧倒的な存在にヤラレたかった。 名鉄で宇治山田へ。 ここから外宮へ。 本当は伊勢市駅からの方が近いのですガ。 その伊勢市駅。 なんとも風情がありますなぁ。 外宮 御正宮 ここは板垣で幾重にも囲われております。 参拝できるのは二番目の外玉垣南御門と呼ばれるところまで。 ここも撮影は禁止です。 参拝の後板垣の上から奥が覗けるのですが、御正宮までは見えません 障泥板(あおりいた)と呼ばれる屋根の一部が金箔なだけであとはシンプルな 木の色しかワカリマセン。 多賀宮 結構な石段を登りたどり着きました。 一瞬ひるむくらいの石段。でもフシギとあまりしんどくなく上がりました。 ここは豊受大神の「荒御魂」をお祀りしている 「荒御魂」というのは行動的な神格のことを表すのだそうだ。 つまり力の強い神様。ということらしい。 おだやかないわゆる「神様」は「和御魂(にぎみたま)」というのだ。 土宮 大土御祖神(おおつちのみおやのかみ)を祀る。 土地の神様ってこと。 風宮 風の神、級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)を祀る。 いや、聞いてはいたけどすごいヒト。 小雨交じりの天気のせいで傘の花が咲く。 でもね。 一歩神域に足を踏み入れたら。 空気が違った。 とにかく木が多いし、森の中だし、雨のせいで香りが立つんだろうケド、それにしても すごい…森の香り…? 思い入れが違ったせいか、ちょっと自分がヤバイ状態に。 言葉にならない想いが溢れそう。 ひとりじゃなくて良かった。 内宮へはバスで移動。 外宮は「森」って感じだったけど、こちらはずいぶん手入れがなされていて、公園みたい。 宇治橋を渡ります。 この宇治橋、冬至には橋の真ン中から陽が昇るそうな。 そしてこっち側から2番目のギボシにはナニヤラいままで奉納されたモノたちが 埋まっているそうな。 御裳濯川 御橋 元和五年 三月 山口丹波守 源直信 奉行 嘉永六年 六月吉祥日 御鋳物師 蛸路佳 常保河内作 とか、彫られておりました。 鵜? 五十鈴川御手洗場で清めたら、 風日祈宮(かざひのみのみや) また空気が変わった。 なんと心地の良い場所だろう。 うっとりとぼーっとしたい場所でした。 ご正宮 荒祭宮 ここがもしかしたら中枢なのではないだろうか。 穏やかな神様が正宮となっているけれど、行動力の神様だって同じ神様。 負けないくらいの力があるんだろうなぁ。 とにかく、とにかく人が多くてひるみます。 どうしても人ごみはニガテです。 なんとかキチンと拝礼をするのが精一杯です。 それでも神様の存在感に圧倒されますな。 チッポケな自分を再認識させられます。 外宮も内宮も駆け足で参拝してしまったので、隅々までお参りは出来ませんでした。 それでもどうしても行きたかった別宮へ。 つづく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/06/13 12:02:49 AM
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