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テーマ:徒然日記(23486)
カテゴリ:ニュースから
ちょっと前の話(10日)になりますが、オーストラリアが、東南アジア友好協力条約(TAC)に加入しました。この条約、あまり知られていないようですが、長次郎尾根は、とても期待をよせています。というのは、この条約は、加盟国間の内政不干渉、紛争の平和的解決をうたっているのですが、さらに、紛争が現実に発生した場合の手続きをきめこまやかにとりきめているからです。
加盟国は武力による威嚇や武力行使を「差し控え」、「友好的交渉」で紛争を解決するよう求められる。当事者どうしで解決が難しいときは、加盟国の閣僚級代表からなる理事会の仲介や各国の援助など、協力して平和的解決に手をつくす。 というぐあいです。このTAC、ベトナム戦争にまきこまれたインドネシア、マレーシアなどが「アジアどうしで殺しあわないように」と五カ国から始めたらしいのですが、ベトナムやカンボジアなど社会主義の傾向の強い国が途中で参加し、さらに、東南アジア以外にも、周辺地域によびかけ、いまや、中国、インド、ロシア(!)、韓国、そしてわが日本など、20カ国が参加する巨大な集まりになっているそうです。「憲法は古くなった」といって、変えようとしている人もいるけれど、日本は、こういう流れをもっと強くする立場でがんばってほしいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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