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カテゴリ:奥州南部糠部三十三観音霊場
こちらの観音巡りをしていて一番驚いたのが、個人宅内にある御堂が札所になっているということです。奥州南部糠部三十三観音では、二か所そのような札所がありますが、この白浜観音もその内の一つです。
札所に着くと管理者の方がいて、参拝してもよいかどうかを尋ねると快諾してくださいました。さっそく参拝してみたいと思います。 奥州南部糠部三十三観音五番札所:白浜観音 八戸から金浜の方まで抜けられる海沿いの道があります。名をば”うみねこライン”と云ふ路なり。晴れた日に走ると最高でしょうねぇ ![]() 個人庭園内に見慣れた造りの御堂が有りますね。これが白浜観音の御堂です。 参道に沿うように植えられた様々な花がきれいでした。 ![]() 御堂前に観音様、石碑、地蔵様でしょうか、並んでいます。 特に観音様は複雑な表情をしていました。相当古い像に見えますが、いつ頃の作でしょうか? ![]() 観音堂です。御堂前には狛犬が居りますね。他県にも狛犬のある寺は多いと思いますが、こうした神仏混稀の痕跡を見つけると興奮しちゃいます ![]() 観音堂を管理しているのが高橋家のみなさんで、先祖は根城南部氏の家臣であったそうです。家伝によると、寛永4年(1627年)に根城南部氏の領地替えがあり遠野へ移動したが、高橋家は当地に留まり、代々観音堂を守ってきたそうです。 それでは入ってみましょう。 ![]() 堂内右手に書置きの御朱印が用意されていました。朱印自体もあるので、判を押したい人でも安心です。賽銭入れに必要な額を納めて、いただいてきました。 堂内で家族の無病息災を祈り、本日は終了です。 ![]() 御詠歌 罪とがも 消えよと祈る観世音 波浪不能没 念彼観音 つみとがも きえよといのるかんぜおん はろうふのうもつ ねんぴかんのん 以上です。本尊:聖観音 आर्यावलोकितेश्वर 今回貰った御朱印です。 ![]() 次の記事 六番札所:白銀浜清水観音 古井戸のある線路わきの観音堂 調子に乗って撮った写真ギャラリー 参道脇の藤 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.15 21:36:39
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